手順1.グリッド設定
グリッド変更ボタンを押しグリッド間隔の設定を行います。なおここで設定するグリッド間隔は入力画面の点線間隔となりますが、入力単位はグリッド間隔の1/2の単位で入力が可能です。最大入力範囲は20グリッドx28グリッドです。横長の建物で20グリッドに納まらない場合には90度回転させた状態で入力することによりグリッド内に収めてください。

手順2.建物基本設定
建物階数、検討階、建物重量の情報、床面積、見つけ面積等の設定を行います。一度設定した後でも変更可能です。床面積及び見付面積はあらかじめCAD等を利用し算出しておくと良いでしょう。

3.階範囲設定
階の範囲を設定します。2階建て建物の1階の検討の場合には1階及び2階の範囲も設定する必要があります。また2階建ての1階の範囲指定時には2階バルコニー部は床仕上げの重量によって適宜範囲に入れるか入れないかを判断していただければ良いと思います。例えば防水モルタルを打つ重い仕様の場合には全て範囲とし、防水シートやFRP等軽い場合には半分の面積を範囲、更にアルミの既製品等では範囲に入れない等々。

4.壁配置
各方向の壁を入力してください。入力間違いに気をつけてください。3で設定した範囲部分がメッシュで示されますので、それを目安に壁を入力していきます。

5.計算
再計算ボタンにより計算を行います。各データを編集するたびに入力画面内に「再計算してください」と表示されますが、そのたびに計算させる必要は無く、全てのデータの入力が終了してから最後に計算すれば結構です。計算すると計算シートが表示されますので、スクロールボタン等で計算結果を良く確認し、NGがあればデータを修正します

その他
2階建ての検討の場合、先に1階の検討を行い、一度保存(例えば「山田邸1階」)します。その後そのファイルを開き、別名で保存(「山田邸2階」)で保存後、そのファイルを2階用に編集し直すという手順がおすすめです。