重量範囲入力手順を簡単に説明します。
下図では2階建て建物の1階のデータで、1階の範囲を指定する様子です。範囲は矩形に分けて指定します。下の例では2つの矩形で入力します。まず入力する階を指定後ドラッグにて1階の範囲の一部を指定し[範囲追加]ボタンを押します。なおここの画面では先に壁が入力されていますが、重量データと壁データはどちらを先に入力しても構いません。重量データを先に入力した方が壁入力時の位置がわかりやすいと思います。
次に残りの範囲をドラッグして[範囲追加]を押して1階範囲指定は完了です。
下図のように範囲指定された部分は塗りつぶされます。最新のバージョンでは重量範囲指定された部分はメッシュにて塗りつぶされるように変更しております。なおこの例では2階建ての1階の検討ですので続いて2階の範囲を入力する必要があります。[2階範囲]をチェックして同様に範囲指定をおこなってください。なお範囲指定を変更した場合には計算は自動的に更新されますが重心位置、剛心位置の印が更新されませんので必ず[再計算]ボタンにより更新してください。重心位置と剛心位置が計算により移動します。