サイゴン川の流れ
サイゴン川沿いの公園を歩いていた。
角々で声をかけてくるシクロやバイク、一休みしていると寄ってくる物売り、宝くじ売り、乞食。
1日何十人も声をかけてくる、それをあしらっていく。
これがアジアとわかっていても、連日続くとやっぱり疲れる。
「どこへ行く!?」と聞かれても、ただ歩いているだけの私には答えようがない。
むこうは不思議そうな顔をする・・・ほっとけ。
夕方、サイゴン川の対岸に渡った。
いきなり田舎になった。
でもホッとする。
家の中からはカラオケが聞こえてくる。
鶏は走り回っている。
屋外の散髪屋は風に吹かれて気持ちよさそうだ。
帰国の日、タンソンニュット空港についた瞬間、雷をともなったスコールが降ってきた。
1999.8.8.〜8.17
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