メコンの落日
昼寝をしたあと。
水遊びする子供達。いい顔してるね。
犬は暑いから寝ていますね。
相変わらず物売りやシクロの客引きはうるさかったが、まぁ小さな町である。
コーヒーを飲み。一服。
そして夕方、メコンの落日を見るために渡し船で対岸に渡った。
そこは別世界だった。アジアの田舎の風景が広がっていた。
水との生活はかわらない。
一本道とそれに並んだ商店、民家。子供達は「ハロー、ハロー」と声をかけてくる、カメラを構えると何人もの子供が寄ってくる、大人も、「おじい」も「おばば」もみんな「写真を撮ってくれ」と声をかけてくる。
あっという間にフィルムを消費してしまう。
それにしても、みんないい顔している。
「君、今朝、水上マーケットにいただろう」と向こうから声をかけてきた。
「もっと赤くなってほしかったな」
ふたりは、渡し船に乗って対岸に戻った。
夜、川沿いを散歩していた、公園にはホーおじさんの像がライト・アップされていた。
缶ビールを片手に、どうしようかと考えた。 |