南の島でお昼寝を<後編>

さ〜て、滞在3日目。
もう、ビーチでプールサイドでごろごろ転がっているだけ。
焼き方はウエルダン。もうこれ以上身体を焼くと煙が出そうである。
そして、お昼寝。手を上げたらボーイがビールを運んできてくれる。
完全にだらけきった状態であり、頭の中は空っぽ。目の前の光景を認識しているだけであり、そこからの考察はない・・・
ほとんどトド状態。

 このホテルに滞在していて気がついたことは。
ホテルの性格上、一人旅のバックパッカーというのには会わなかったが、私たちが家族連れということもあり、家族連れの日本人家族とよく挨拶をした。

 

おそらく偶然だと思うが、在シンガポールとか在香港とか在マレーシアの人ばかりであった、私たちみたいに「日本から・・・」という家族連れには会わなかった。まぁ、カップルや女性グループとは挨拶していないというのもあるが・・・・
このホテルは欧州系の滞在者が多く、アジア系は漢民族が多かった、日本人は在留の方たちばかりだったから、知名度の割には日本人旅行者は少ないのかなという感じである。








田舎だ。
昨年行ったランカウイも田舎だと思ったが、こちらのほうがさらに田舎である。
だからこのようなキレイな海が残っていると思う。

4日間のんびりして黒こげになった家族は、ナイスバディのお姉ちゃんやイタリア人の家族連れと都会シンガポールへと戻った。








 シンガポール・・・何度目になるだろう。 10回以上は来ているはずである。そして見慣れた風景の中で初めて見たモノ・・・・マーライオンの口の噴水。
「幻の噴水」と言われていたマーライオンから水が出ている。
いやぁ〜驚いた。

シンガポールほどバックパッカーとツアー客で評価の変わる国も珍しいのではないかと思う。
バックパッカーは「管理国家である」、「アジア特有の活気がないのでおもしろくない」、「屋台がなく、一カ所に集められている」、「物価が高い」etc辛口評価が多く、一方ツアー客は「買い物」「ガーデンシティ」etc好意的な評価がある。

どちらかといえば私はこの国を結構気に入っている。
ホーカーズは以外に美味しい店がそろっていること。個人的に好きなのはインド、アラブ、中華が食べられるズ・ジャオセンターかな。

スーパーで蠣油、マンゴージュースやクノール、マギーのインスタント中華粥を買って帰ること。
知人、友人がいること。
E・Eカーンの足の裏マッサージは何年も前から20S$で良心的なこと

 SQ は安くて使いやすいこと。
ドリアンが1S$で食べられること
という枝葉抹消的なことばかりであるが、理由としては充分かな?

 今回も RAFFLES HOTEL のMiss Tanに会いにいった。いろいろ話をして最後にMiss Tanが娘に行った、「今度、Miyakoがくるまでに私は日本語が話せるようにするから、Miyakoも英語ちょっと話せるようになってね」と。
帰国してから娘は私に聞いてきた「お父さん、英語ってどうやったらしゃべれるの?」
6歳児なりに気にしているみたいである(^^)

こんなことがあるからシンガポール行きが続くのだろう。
ここ数年、東南アジアが続いているからそろそろ欧州や中東にいきたい、と思うこのごろである。それと、沖縄にもいきたいなぁ〜(まだ行ったことがない)。ねぇ、沖縄って日本というよりアジアの匂いがしません?

P.S.
*今回NikonF3はオーバーホールのためお留守番。CONTAX T2がメイン。
水中写真は「写るんです」の水中タイプ使用。

*今回シンガポールのホテルはインターネットでWestin Stanfordを割引予約。ラックレート295S$の部屋が220S$で宿泊。関心のあるかたはこちら ホテル ホットライン へ。

1997.8.16〜8.22

前編に戻ってみる

表紙へ

海外旅行目次へ