神々の山へ初詣<ポカラ編>
翌日、早起きして専用バンで、ポカラへ。
でも途中の休憩も楽しいものである。
チャイを飲み、ダル・バーツを食べる。
そしてオレンジを数個。
境界の検問をぬけてやっとポカラに到着。
大晦日、ヒマラヤを望むサランコットの丘に登った。
途中休み休みで登っていくと、地元の人はスタスタと私たちを追い抜いていく。
日頃の運動不足を実感しながら、ヒマラヤを見ながら登っていく。
そして丘の頂上に着いた時、私とamanoは予定の行動に移った。
2人で手分けして持ってきたモノをセットしはじめた。ボクはガソリンストーブ(PEAK1・コンロ)、コッフェルの薬缶、ドリッパー。Aは水筒に詰めたヒマラヤ山系の水、フィルター、挽いたコーヒー豆。そうヒマラヤを見ながらコーヒーを飲もうという魂胆である。
コーヒーの味というより、まわりの環境が素晴らしかったせいであると思う。
丘を降りた後、しばらくamanoと一緒に町中を歩いた。
少女達が絨毯を織っている。器用な手つきでリズミカルな手順である。
amanoともすぐ別れた・・・・あいかわらず勝手な2人である。
小さな町をうろついていた。
メインストリートといってもほんの数百メートル。
ここに村の生活に必要なすべてのモノがある。
夕方、一人で道ばたにへたりこんで山々を眺めていた。
1986.12.27〜1987.1.4 |