Have you ever seen the rain?


40人乗りATR42は、定刻どおりヤンゴンに到着。

そのままタクシーでP.L.Gに向い、ホテルを紹介してもらう。







ホテルに直接行くより、このほうが確実予約が取れて安くなる。







とあれ、ヤンゴンに戻ってきても、何処へ行く・・・という目的はない。







これから3日間どうしようかな。






中央郵便局へ行き手紙を投函。

ひさしぶりだ旅先から手紙を書くというのは。
バガンで書いていたのだが、ホテルの人から「ここ(バガン)から出すより、ヤンゴンの中央郵便局から出したほうが確実である」と教えてもらったので、わざわざ持ち歩いていたのである。

手紙を出した後、歩いていくとヤンゴン川の対岸へのフェリー乗り場があった。
以前、ベトナムのホーチミンでフェリーで対岸に渡ったら、風景がガラリと変わったことを思い出した。
「渡ってみる・・・か」

50チャット札を出して前の人についていったら。

いきなり呼び止められた。
「外国人はあっちだ」と言われ、オフィスへ。

オフィスで一言。
「外国人は1USドルである。」
アタタタ・・・こんな渡し舟も外国人料金かよ。
言い訳の仕様が無いので、USドルで往復切符を買う・・・2USドルなり。

人も自転車も鶏も物売りも一緒くたになって船へ。

対岸へ渡ると予想通り風景が一変した。

フフフ・・・やっぱり







どこへ続いているのかわからない一本道をゆっくりと歩いていく。

自分が何処へ行くかもわからない、成り行きのままに。

雰囲気の良いカットと撮りながら歩く。

1時間も歩くと村の時計台のある広場にでた。

ちょうど良い折り返しである。

ここでUターン。

そして船着場に戻る。

対岸に渡ろうとすると急激に天気が崩れ土砂降りとなった。
吹きっさらしの船は逃げるところが無く、横殴りの雨のせいで修行僧のようにずぶ濡れになってしまった。
船が対岸についても、相変わらずの土砂降り状態。
ともかくビアホールに避難。

生ビールでも飲みながら雨がやむのを待つことにする。
バガンでは生ビールはなかったが、ヤンゴンでは一般的である。
一杯300mlぐらいで350チャット前後である。
一杯40円ぐらいということだろうか。

雨は小降りになったが、道路排水が悪いためか、どこも泥川状態である。

だからみんなサンダルにロンジーなんだ。

ロンジーだと裾をたくし上げるだけで良いし、サンダルだと濡れてもすぐ乾く。
靴だと、この時期のヤンゴンは歩けない、私がはいているスポーツサンダルでも濡れると臭いがして、乾くのにも時間がかかる。
ビーチサンダルが一番気候に合っている。

ともかく上から足元まで濡れた状態なので、ひとまずホテルへ。

夜、さて晩ゴハン・・・と街に出るが、丸文字を組み合わせたようなビルマ語はチンプンカンプンである。

なんとか英語メニューのある店を見つけることができた。

街灯も少ない首都は、ビルの影がのしかかるような重い闇の中にある。

 

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