マラッカ不思議ツアー


Tonyさんは、今日はスケジュールが空いているからといってマラッカを案内してくれるということである。





















約束は昼前であるので、モスクや中国寺院のあるエリアに向かった。ショップハウスが並ぶ通りを抜けると中国寺院があった。






















派手な彩色は香港などと同じであり参拝客が絶えない。その隣にはモスクがある。











マラッカのモスクは屋根が通常のドーム形ではなく屋根を重ねたような独特の形でありマラッカ州とスマトラ島のみ存在する形で「スマトラ屋根」と呼ばれている。

現在マレーシアの世界遺産はボルネオ島のミリ1箇所だけでありマレー半島側には一つも無いが、近いうちにマラッカのこの地区が

世界遺産に登録されるという噂である。

あっという間に暑くなった。

日陰を選んで歩かないとクラクラしてくる。

Hotelの近くは骨董屋が何件もあるので店を覗いたりしてお昼前となった。

お昼前に合流。

オーバーヒート寸前のVOLVOをスタンドで給水とオイル充填をする。

40年以上経た車のボンネットをあけると構造はシンプル・・・ただ経年劣化と保存状態が良くないのでかなりくたびれている。

ちゃんとオーバーホールしたら排ガス規制なんて関係の無い時代の車だから良く走るだろうなぁ〜。

横に乗っていみると、かなり癖のあるじゃじゃ馬であるが。

さて最初に向かったのは1710年に建てられたマラッカ最古のSt.ピーター教会の前を通り、お昼を食べにインド料理店へ。

顔なじみらしく、裏口から店内へ。






作るところなどを見せてもらいながらまずは軽くお昼。











連休のためかどの道も渋滞。
Tonyさんは地元民らしく裏道を抜けて走っていく。

と、「ogawaさん結婚式ですよ。見ていきましょう。」
「えっ! 異教徒の私が入っても大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。こちらの結婚式は来た人すべてお客ですから。」
と道端に車を停めて会場へ。

村が式場と化している。

花嫁か花婿かわからないがお父さんに挨拶すると。

「ようこそ。さぁ食べていきなさい。」

会場には簡易食堂が設置され多くの人が「お祝いの御飯」を食べている。
美味しいであろうということは想像できたが、さすがに食べたばかりであったので遠慮させてもらった。

あっちに寄り、こっちに寄りとしてマラッカ市の北部に向かった。

密林の中の一本道を左折してさらに密林に分け入っていると視界が広がり、農場のような場所に到着。

マレー式の旧家屋もあれば、ガラクタ置場もある。





蜂蜜の販売施設もあれば、エミュー、ダチョウやポニーも飼っている。






様々な植物が植えられ、椰子の実を自分で割って飲むとか・・・いわゆる自然を楽しむアミューズメントパーク・・・?・・・である。

ここのオーナーとTonyさんが友人である

ここには香港などの都市部の観光客が多いとのこと、地元の人は普段から自然を見ているので、まず来ないとのこと・・・そりや、そうだ。

突然Tonyさんが「ダチョウに乗ってみませんか?」と、言った

「えっ、私が?・・・乗れるんですか??・・・70kg近くありますけど大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ」
まずオーナーが見本を見せてくれて、その次に私。

生まれてはじめてダチョウに乗りました。
その後、自分で椰子の実を割って飲んでみました・・・いや面白かった。
園内でいろいろ遊ばせてもらった後、ゴム園に向かった。

実際にゴムの採取方法を教えてもらった。

ゴムは幹に傷をつけてそこから出てくる樹液を採取する。
ただし雨が降るとゴムがダメになってしまうので人手と天気を見なければならない仕事である。
「ここのゴムの木は何本あるんですか?」
「2万本」
管理して維持していくのも大変だぁ。
私もゴムの採取をさせてもらった。
マレーシアの密林でゴムの採取・・・まさにイメージどおり

次は海へ向かう



サンセット&ミッドナイト・ドライブ

表紙へ

海外旅行目次へ