マラッカ海峡に沈む夕陽


マラッカの観光の見所は中心部に集中しており、ふらりふらりと歩いていった。
















遅い昼食を取って(→マレー食堂を参照)
いつものように歩く。



































ジョンカーストリート(チャイナタウン)を抜けオランダ広場へ。

オランダ広場周辺には赤い色のクライスト・チャーチ。







そしてスタダイス。






St.ポール寺院跡など歩いて丘の上からマラッカ海峡を眺めていた。
日本で一番有名な宣教師フランシスコ・ザビエルも深く関係した土地であり、像もここにある。
















沢木氏はここからマラッカ海峡に沈むの夕陽を眺めたのかなと思いつつ、主要な場所をブラブラしていた。















一日目の夕陽をどこで撮ろうかと思いつつ、展示してある帆船のシルエットを活かして撮ってみようかなと・・・

19時日没。
















この日は、マラッカ在住のTonyさんとお会いする約束をしていた。
出発前、マラッカの情報を探していたら、Tonyさんのサイト「Tony's Net」に当たった。マラッカのことに関して圧倒的な情報量であり、常に最新データに更新されているのでガイドブックなんて不要である。
私も出発前に必要な情報をプリントアウトしてファイルに挟んで持ってきたのである。

出発2日前の27日にTonyさんのBBSに「マラッカに行くのに参考になりました、ありがとうございました」旨の書き込みをしたところ、メールをいただき「マラッカに来られるならお会いしましょう。焼酎の1.8Lの紙パックでも持ってきてくれたら大歓迎」なんて書いてあるので、面白い人だと思い、ちゃんと日本から麦焼酎の1.8Lパックを持っていった。


Hotel Puriのロビーで待っていたところ、Tonyさんが現れた。
お互い挨拶を交わし、車に行ったら、そこにはクラシック・カーが1台停まっていた。
見たこともない車、ただボンネットに「VOLVO」のブランドネームが。
「VOLVOですか・・・いつの時代の車ですか?」
「1962年製のVOLVO 122Sという車で日本ではボルボ・アマゾンの名前で売り出されてました。」
こんなクラシックカーに乗るのはひさしぶり。ベンチシートだよ。
ただ、かなり痛んでいる。よく走っているものだ。
「よく40年以上の前の車動いてますね、どこか屋根着き車庫でも保管してあったのですか?」
「いや知人の車で椰子の木の下に雨ざらしで放り出してあったのを、バッテリー換えたらエンジンが回ったので、これは使えると整備して乗っているんですよ。」
いやぁ、面白い。
さまざまな車が走っているマラッカでも、ひときわ目立つ車である。

「ogawaさん、夕陽まだ間に合うかもしれないので夕陽のポイントへ」・・・カフェの前で車を停めたかと思うと螺旋階段をあがり屋上へ・・・残念一歩遅かった、かすかに残照が残っているだけである。
顔パスで店の中に入れるなんて・・・
「何年マラッカに住んでいらっしゃるのですか?」
「6年です。ところで今晩、何を食べたいですか?」
「TonyさんがWeb上で薦めていたニョニャ料理の店に行ってみたいです。」
ということで「ブルドック・カフェ」へ

マラッカの熱い夜へ


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