Ubudをジャランジャラン(AM) 朝5時30分。 外がまだ暗いの確認して、昨日の場所に日の出を見に行くべく外に出た。 まだ薄暗い中、人々は活動を始めていいる。 今日も犬に吠えられながら昨日の場所に行った。 空が明るくなり、ちょうど陽が昇ってきたが思ったような朱い空となならなかった。
朝露のついた稲なんぞを見て得した気分になり宿に戻った。 テラスで朝食を取りながら今日一日の行動を考えた。 ボーイには夜のレゴンダンスのチケットの手配を頼むと、「タクシーとかツアーとかは要らないか」と聞いてきた。 いや今日は「ジャラン ジャラン(散歩)」だから要らないと断った。 割とあっさり諦めた。 ダンスも定価表があり、別にボルという風でもなかった。 いまいち、この島のコミッションのシステムがわからない。
ちょうど私の泊まっている所がモンキーフォレストから道路1本直線で1km北の終点にあたる、わざわざ直線で行くこもないので散歩だてら行くことにした。 なにせ予定なんぞ無いのだから。 歩き出すと、画廊、Galleryなどがひしめき合っている土産物屋より多いぐらいである。 「バリ美術」の中心地でもあるが、それにしても多い。 面白そうな絵も数多くある。そういう画廊を見ながら歩いていると・・・道を間違えてしまった。 結局小一時間も歩いて、ぜんぜん違う場所にいることを確認してスゴスゴともと来た道を引き返した。 汗をかきに歩いたようなものである。 戻る途中、白いバティックを着た女性が階段を上がっていくのが見えた。 なんとなく惹かれるように後ろからついていった。 その寺院ではヒンドゥーのお祈りが行われている最中であった。
ピンと張りつめた祈りの空気は好きである・・・終わりまで惹かれるように眺めていた。 宿の近くに戻り、道を南に下ってモンキーフォレストに向かった。 猿を保護しているエリアで人なれはしている。 まぁ、猿を好んで見に行くというわけではなく、Ubudの街の端に位置するので距離感を掴むのが目的である。 行ってみるとそのエリアの中にある死者の寺というヒンドゥー寺院が祭礼の最終日で、多くの信者が集まっていた。
異教徒の私は境内に入ることは許されず外からしか見ることができなかったが、壮麗なる式典が行われていた。 当然、猿よりも人の営みの方が面白いわけで・・・楽しませてもらった。 私にとっては式そのものよりも周辺で待っている人たちが良い被写体になってくれた。
早朝からウロウロしているが、まだお昼・・・昼食を食べて宿にいったん戻りましょう。 さて何食べよう。 |