スズメガが羽化した! 12/26
秋からさなぎになっていた蛾が、23日(月)のどうやら明け方、羽化しました。図鑑で調べて、セスジスズメということがわかりました。さなぎの状態で冬を越すと思っていたのに、暖かい室内のせいでしょう、早めに出て来ちゃいました。
それにしても、自分たちで育てた虫は人なつこい。蝶もそうですが、このスジタロウも手の上に乗ってきます。かわいいですよー。まさに家族の一員。でも家族の中で若干1名、妻は逃げ回っています。

 

 

正月を迎えるか、カマキリ? 12/12
わが家のカマキリ、まだ生きています。卵を産み終えて餌もほとんどないというのに、すごいでしょ。図鑑を見ると、普通 カマキリは晩秋には死ぬと書いてあります。とっくに寿命は過ぎていると思うんだけど、家の中が比較的暖かいせいでしょうか。3日に一度くらい、家の中や外で見つけたクモをケースに入れてやるのですが、さすがにカマキリも年老いてきたので動きが鈍く、夏の頃のようには捕らえられなくなりました。ケースのふたにぶら下がって、日がな一日じっとたたずんでいるのです。

 

枯葉? いいえ、蛾です 12/6
5日の夜、妻の
久美子が玄関先で見つけました。落ち葉かな、と思っていたら、蛾だったんです。アケビコノハといって、幼虫はアケビやムベの葉を食べるそうです。だから成虫はアケビの葉に似せているんですね。下に隠れている羽は打って変わって、鮮やかな黄色と焦げ茶の模様になっています。おしゃれですねえ。あー、その羽も写しておけばよかった。それにしても、昆虫の擬態というのは、見れば見るほど感心させられます。
下の写真は、去年の夏に練馬区石神井公園で見つけたツマキシャチホコという蛾です。こちらは桜か何かの小枝の切れ端をまねている。どうやってこんなにそっくりになれるんだろう。
図鑑には羽を広げた姿しか載っていないので、擬態の様子はわかりません。実際に生息している場所で立体的な姿を見ると、なーるほど、と初めてわかるのです。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

鳩は何をしているの? 12/5
冷たい雨の降る水曜日(4日)、家の近くで不思議な光景を見ました。10羽以上の鳩が石畳の上で雨に打たれ、休んでいるのですが、そのポーズがちょっと変わっているのです。おなかを完全に地面にくっつけて横たわっています。そして時々体を傾けて、片方の羽を垂直に持ち上げているのです。遠くからは、まるで死にかけて苦しんでいるようにも見えました。近づいてみると、羽で雨滴を脇腹にかけているようでもあるし。初めて見る鳩の不思議な生態。すぐに家へデジカメを取りに戻って、撮影しました。何なんでしょう?

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名前はスジタロウ。砂糖水を吸っているところ。頭から出ているくるっと回った細い管がストローです。


熟年パワーか? 孤高のカマキリ。


右端の口の部分を見て下さい。枝からちぎった切り口のよう。それに羽の汚れ。初めからついているんですよ。芸が細かい!


羽の裾が、いかにも枝をぽっきり折ったみたいです。さらにその下の白い部分。ここから生えてた枝を切り取ったよう。すげえー。


鳩の体が傾いているのが、わかりますか? 特に中央の2羽