古美術研究旅行(98年7月28日〜8月1日)
【4日目】(その2)
●次に、同じく京阪電車で伏見稲荷(日本三大稲荷の一つ)へ。頂上まで登って一回りすると、所要時間1時間半だそうです(^^;。たくさんある社にいちいちお参りしていくと、4時間はかかるそうです。とりあえず頂上まで行って帰って来たのですが、くたくたになりました。おまけに帰りで思いっきり道に迷いました(;_;)。
↑伏見稲荷の本殿?
↑中腹から京都市内を臨む
●同じく京阪電車の四条駅で降り、バスで熊野神社前へ。京都の宿、聖護院御殿荘に到着。やれやれ。
●さて、この「御殿荘」は光格天皇ゆかりの茶室と庭園を持ち、仮皇居になったこともあるということで史跡に指定されている由緒正しき(←こればっか)宿ですが、その割には団体客を中心に受け入れているようです。お風呂もなかなか良くて、2回も入ってしまいました。
●さて、ここではPHSの電波が届かなかったので、今度はモデムカードを使ってオンライン通信。これが一発でつながり、狂喜しました。7時から最後の夜ということでコンパ。ビンゴ大会をやりました。別室で学生と飲んだ後、最後に花火。夏の思い出は、この線香花火のようにはかなくて・・・(T_T)。
【5日目】
●さて、ついに最後の朝。大きな荷物は宅配便で送り、バスで「河合寛次郎記念館」に行きました。この建物は、陶工・河合寛次郎が日本各地の民家を参考にしつつ昭和12年に建築されたものです。アンティークな家具や彫像などの作品が展示してあります。また、奥には陶房や「登り窯」などもあって、なかなか参考になります。で、その場で流れ解散ということになりました。
●で、先生方・助手の皆さんと祗園のすし屋「いづ重」(近くに200年以上の伝統がある京鯖すしの老舗「いづう」という店があるそうですが、それとは別らしい)へ。こちらでも鯖すし、箱すし、はもなどをいただきました。ごちそうさまでした。大変おいしかったです。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
●で、店を出た後、近くにある和菓子店「亀屋清永」へ。この店は、「千年の歴史を昔の姿そのまま」に伝える唐菓子「清浄歓喜団」が売り。奈良時代に遣唐使により伝えられた(!)というお菓子で、ごま油で揚げたかりかりとした皮のなかにこしあんが入っています。何と、1個500円(^^;。これをまた専任の先生にご馳走になってしまいましたぁ〜。ああ、シアワセ。でも写真を撮っておけば良かったかな(^^;。
●で、最後に御殿荘近くのジャズ喫茶「YAMATOYA」に行きました。で、店を出たあと皆さんとは別れました。帰りの新幹線では爆睡しましたです。疲れも翌日もろに出たです。でも、本当にいい経験ができました。専任の先生にはたくさんおごっていただきましてありがとうございました。助手の皆さん、幹事の学生の皆さんにも大変お世話になりました。後期も授業がんばります(笑)。本当に有難うございました。
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