Diary

(2001年1月)


[ 翌月の日記 ]


01月31日(水)

●大学には行かず、ずっと家で英語の時間割の作成。合間に家事。久しぶりに布団を干し、掃除機をかける。たまったホコリがフェルトのようになっていた(;_;)。時間割が完成し、メールで関係者に送りまくる。次に総合政策の時間割の直し。これもメールで送る。夜、母親から電話。父親が入院したという。父は心臓が悪く(動脈硬化系)、これまで何度か入院している。話を聞くと大事には至らないようだ。引き続き仕事を頑張ることにした。風呂を洗おうとしたら排水溝が詰まったので、ここも久しぶりに掃除する。あえて詳しい描写はしないが、凄かった(^^;。来年度『履修ガイド』の直し。履修登録の方法を執筆。きょうは外出せず、基本的にずっと座っていた。腰が痛くなった。

01月30日(火)

●川越に行った。お昼に澤田先生と談笑。試験の採点など、こまごまとした仕事をこなす。一定の成果があがった。早めに帰る。家では時間割。なんかずっと雑用ばかりしてる。連日、イスで爆睡(^^;。

01月29日(月)

●2限に短大でマルチメディア論の試験。つつがなく終わる。学科長室で直ちに採点する。14時頃から、定平・華山・鳴海・大村の各先生と時間割関連の打ち合わせ。かなり進展した。あと少しだ。ついでに「日本SOHO協会」関連の打ち合わせもやる。永江研で時間をつぶした後、定平先生と上福岡の「首都」へ。後で華山先生、今間先生も加わる。22時過ぎに帰宅。結局大したこともできずに爆睡。

01月28日(日)

●疲れがたまっていたので、午前中は寝て過ごした。午後買い物に行き、うだうだしてしまう。鶴木研究会メーリングリスト発足のため、メールを書いて100人弱のメンバーに送付。夜は実家に帰る。

●土日の会合でマイライン関連の申込書やパンフを複数もらったので、いろいろ調べてみた。マイラインは4つの通話区分ごとに別の電話会社を登録できる。長距離分野ではフュージョン・コミュニケーションズが圧倒的に安いが、近距離の市外通話は必ずしも一番安いというわけではない。現時点では、「市内通話」と「同一県内の市外通話」は東京電話、「県外への通話」はフュージョン・コミュニケーションズがいいようだ。なお、国際電話についてはマイライン事業者協議会に加入している事業者よりも加入していない事業者の方が安い場合がある(例えば、G-Callなど)。単純に安さで比べるならマイラインに登録しない方が無難だ(ただし通話の時に4〜6ケタの番号をダイヤルしなければならない)。

Mozilla 0.7をダウンロードして使ってみた。区切り線や表組みの線が、Mac版のIEやNetscape 6みたいで格好悪いのは一体どうしたことなのか。もうしばらくはNetscapeを使い続けることになりそうだ。そうこうしている間にまた遅くなった。ちょっと自爆モードだ(^^;。

01月27日(土)

●朝から大雪。11時半頃、慌ただしく出発。新富町で鶴木先生と待ち合わせ、日商エレクトロニクスへ。13時過ぎから科研費の研究会。インターワイズという同期型e-Learningシステムを体験した。なかなか勉強になった。外は吹雪で少々苦労した。18時から築地玉寿司の支店「太老樹(たろき)」で懇親会。けっこう食べた。銀座のライオンで二次会。23時半頃帰宅。きっかり12時間(^^;。頭のリハビリのため音楽を聴く。なかなかInDesignをいぢれない(^^;。

01月26日(金)

●遅く起きた。いろいろ雑用をやるが、あまり手に付かず。15時頃、Adobe InDesignが届いたが、そのままにして出発。きょうは鶴木研究会OB・OG会。慶應三田キャンパス内の「山食」に17時過ぎに到着すると、藤田先生が待っていた。準備を進める。きょうはドタキャンもあったが、ドタ参加(?)もあったので、かなり人数が多かった。会計もぴったりで、つつがなく終了した。「つるの屋」で二次会。23時過ぎに帰る。自宅に着いたのは24時半頃だが、その後InDesignをいぢる。力尽きて爆睡。

01月25日(木)

●朝から教務委員会。お昼に休憩。食事した後、コンピュータプラザで基礎演習の補習。13時から教務委員会を再開。17時半終了。きょうは実に6時間も会議した。『学生便覧』と『履修ガイド』の直しをやったのだが、まだまだ直さないといけない点は多い。宿題をもらった。メディア研究会のメンバー来訪。サークルのWebページの直しが完成したので確認。多少の不備はあるが、とりあえずアカウントを作成して公開することにした。ついでにサークルのMLも作成。雨になったのでバスで帰る。武蔵浦和の回転寿司に行ったが、やけに混んでいた。自宅では時間割(外国語科目)の直し。iTunesの日本語版が出たのでダウンロード。メール書き多数。また、かなり遅くなった。

01月24日(水)

●短大の学科会はなくなったので行かなくても良かったのだが、雑用があったので短大に行った。まず、「成績確認」の資料を執筆。卒論・卒制の採点。「マルチメディア論」レポートの採点。一通り済ませた後、資料を段ボールに詰めて川越キャンパスに送らせる。永江研究室に行く。本を読んだりゲームをしたりして時間を費やす。永江先生・高田先生・島倉さんと飲み。23時30分頃帰宅。メール書き多数。

01月23日(火)

●今週から試験期間に入っている。遅く家を出たので、川越市駅の近くの蕎麦屋を通りかかったときにここで食事をしてから大学に行こうかと思ったが、そのまま通り過ぎてしまった。大学に着くと、食堂も売店も大混雑状態になっていた。あのような混雑は見たことがない。学生からクレームが出るわけだ。仕方なく、昼食抜きで試験監督。1つの試験を見ただけなので一般化はできないが、再試験がなくなったので、かなりの数の学生が複数の科目の単位を落とすだろう。まあ自業自得と言えるが。勉強しなければ4年で卒業できないという、至極当然の原理を彼らは自覚すべきだ。一方、基礎演習IIの申込みをしていない学生を呼びだしているのだが、1人も来ない。これは当該学生が大学に全然来ていないことを意味する。そもそも秋学期の履修届を出していない学生が16名。就学意志なし、あるいは退学希望の学生が少なくとも5名(たぶんもっとたくさんいる)。そしてそれ以外に基礎演習の申込みをしていない学生が33名。このうち相当数が退学すると思われる。恐らく50名程度退学するだろう。しかしこれは別に驚くべき数字ではない。GPA制度を厳格に実施しているアメリカの大学では、再試験や補習などの「手厚い保護」(プロベーションという)を施しても1割はついて行けずに退学するという。短大の情コミ学科もすでに1割以上が退学している。日本大学の法学部でも1割が留年するという(退学率は不明)。最近の学生は昔と違って割と簡単に退学してしまう(※ただし、近年退学の理由として「経済的な理由」が急増している。親の会社が倒産したり、親が事業に失敗したり、リストラされたりすることが多くなっており、これが退学の増加に拍車をかけている面もある)ので、この時期に退学が増えたからといって狼狽する必要はない。GPA制度を導入するということは、「アメリカ式」の大学教育(=入るのは簡単だが、卒業するのは難しい)を実践すると表明していることに他ならない。アメリカ式でやるのなら、かなりの数の学生が留年や退学することを覚悟しなければならない。本学科の1年は500名以上いるので、1割退学しても50名だ。私は50名が退学してもまったく不思議ではないと思う。元々、***(中略)***学生を大量に入学させているのだ。まだ7〜8名しか退学していないのは良くやっている方だと評価しているほどだ。

●家では音楽を聴きながら本を読んだ。この歳になっても勉強ができるというのは幸せなことだ。

01月22日(月)

●先週で授業はすべて終了した。きょうは試験監督も入っていないので大学に行かなくても良かったのだが、家にいると堕落しそうだったので川越に行った。お昼に西岡氏とTA問題について協議。久々に研究室で研究する。萩野谷先生が研究室を移動していた。北側は寒いからだという。確かに冬は風が漏れてきて寒い。仕事がひと段落ついたので早めに帰る。このところ、行きは川越市駅(東上線)から歩き、帰りは川越駅(JR)まで歩くというパターンが定着してきた。川越まで歩くと30分弱。最初のうちは長く感じたが、慣れてくるとこのくらいの距離は何でもなくなった。むしろ寒さの方がつらい。手袋をしても手が冷たくなるほどの寒さだった。埼京線でまた爆睡。家では鶴木研究会OB・OG会の名簿作成。メールアドレスのリストを新規作成した関係で、やけに時間がかかってしまった。時間割を改訂。この根気と集中力が研究の時にも発揮されるといいのにと思った(^^;。

01月21日(日)

●遅く起き、午前中はずっと外国語科目の時間割作成。とりあえず川越キャンパス分だけ完成。高杉先生にメールで送る。午後、ラグビー社会人大会決勝の神戸製鋼×トヨタ自動車の試合をテレビ観戦。関西のチームらしく(?)、両者ともにノトーリアス。密集でポカポカ殴っていた。トヨタの難波などは目のまわりが腫れ上がってボクシングの選手みたいになっていた。ある意味ラグビーではその程度は許されるようなところもある(というか闘争心がなければ戦えないので、闘争心の発露としてある程度荒っぽいプレイが出るのは仕方がない)が、見ていてあまり気持ちの良いものではない。ノーボールタックルや、意味のない体当たりなどもあった。日本のトップクラスのチームの試合としてはちと恥ずかしいのではないか。少なくとも、将来のある子供には見せられない試合だ。それは本人たちもわかっていると思うが。

●試合の方は、昨年の日本選手権に続き、今日もトヨタのセンター勝野のタックルミスで前半に神戸製鋼がトライを重ね、何とか逃げ切った。勝野はハードタックラーとして有名だが、タックルの対象を決めてかかるクセがある(野球で言えば、打者が球種でヤマを張るようなものだ)。これはヤマが当たればファインプレイとなるが、外されるとトライに直結してしまう。今回はヤマが外れてしまったようだ。功罪相半ばする、面白い選手だ。

●夕方以降は、マスコミュニケーション論(尚美)のシラバス作成。担当者が4人いるので、少し面倒。ただし時間割よりはずっと楽。鶴木研究会の名簿更新。AppleのサイトからiTunes(英語版)をダウンロードし、遊んでみる。結構使える。これがあれば「AppleCDオーディオ」は必要なくなる。ひょっとするとMacMP3もいらなくなるかも(^^;。日本語版が楽しみだ。

●久しぶりに体脂肪計付き体重計に乗ってみた。前に乗ったのはいつだったっけか・・・(^^;。前に乗った時より3kgほど太った。しかし体脂肪率は変わらない。ちょっと体重を落とす必要があると(切に)思う。明日も歩こう。

01月20日(土)

●何とか起きられた。武蔵美で1限マスコミ論の試験。またもカンニングを摘発。ここ2年ほど、試験をやると必ず1人は摘発される。「おととしは教えたけど今年は教えていない」内容を書く学生もいる。これは一昨年に受講した学生のノートを借りてきているのだろう。もう自筆ノートのみの試験というのは成り立たなくなっているのかも知れない。来年度から「持ち込み不可」ということにしよう。仕方ないよね。2限の時間に30講でPowerBookの出力テスト。試行錯誤の末、「PowerBookからSビデオ出力したケーブルをビデオの外部入力につなぎ、ビデオ経由で映示する」という裏ワザを発見(^^;。これでやっと30講のプロジェクタとモニタにパソコン画面を提示することが可能になった。お昼は堤先生と食事。今年度限りで生デ研がなくなってしまうので、来年度から私は12号館6階の「教員控室」に出入りすることになる。堤先生と一緒に教員控室に寄ってみた。殺風景な部屋。もともと生デ研より快適な場所はないので、あきらめるほかない。早田さんと少し話をした後、13時過ぎに帰る。

●家では本を読んだ。ずんずん読んだ。読んでいるうちに外は雪になった。夜は、雪にもかかわらず実家の家族全員で浦和コルソの某中華料理店で食事。それほど悪くはないが、論評に値しない店。雪で遠出ができないので仕方がない。自宅に戻ってからいよいよ外国語科目の時間割作成。これはやってみると大変な作業であることが判明。この仕事を引き受けてしまったことを少し後悔した。英語には「英語インテンシヴ」と「英語総合講座」という2種類の科目があり、学生はそのどちらかを選択する。総合講座の方は週1コマだが、インテンシヴの方は週2コマで、日本人の先生とネイティブの先生が1コマずつ担当する。総合講座は1年のみだが、インテンシヴは2年まである。しかも来年度から外国語科目は川越キャンパスと上福岡キャンパスで別々に開講する。担当の先生方はそれぞれ出講曜日と最大担当コマ数が決まっている。これらの諸条件をすべて勘案して時間割を組まなくてはならない。4時間くらい作業したが、川越キャンパスの春学期もまだ終わらない。力尽きて爆睡。

01月19日(金)

●もう今年度は金曜日の非常勤がないので、遅く起きた。遅く起きると1日が早い。少し損をした気になる。午前中はメールとWebを読み、書類の整理。注文していた本が4冊届く。机に本が山積みになった。ああ、本当に読みたくて読みたくてしょうがない本が目の前に山ほどあるのに、こまごまと忙しくて読むことができない。お昼に少し爆睡。注文していたCDが届く。雑誌を読み、Webで調べもの。あっと言う間に時間が過ぎる。Adobe InDesign関連の情報を調べる。QuarkXPressユーザーからの「乗り換え版」やPageMakerユーザーへの「優待販売」などは用意されていないことが判明。さらに、教育機関向けアカデミック版を購入するには、専用の購入申込書に教育機関の学校印と代表者印を押さないといけないことが判明。思案の末、個人で購入することに決定。某ショップで注文。9万5,000円。とほほほほ(;_;)。夜、鶴木ゼミOB・OG会関連の仕事。時間割の改訂。深夜になってから怒濤のように家事をする。洗濯。食器洗い。ツナを作る。その他もろもろ。明日武蔵美にPowerBookG3を持っていくので、動作テスト。気が付けば26時半。明日も早いのにな。

01月18日(木)

●4大へ。昼休みに教務委員会。途中で抜け出して3限基礎演習ゼミ。きょう作品(Webページ)を提出できた学生は少なかったので、来週も補講をやることにした。14時40分から教授会・教員全体会。司会の先生は以前よりだいぶ進行を早めるようになったが、それでも愚にも付かぬ話を延々としたり、辻褄の合わぬ話をするようになった。「2002年」と言おうとして「202年」とか言うし(笑)。この手の間違いは文書では理解できるが、発言でやるのはいかがなものか(^^;。少し**てきたのかも知れない。困ったなあ。17時頃終了。堀井先生と基礎演習関連で相談。新井先生来訪。二次募集の当選者を確定させる。萩野谷先生・高杉先生来訪。語学関連の時間割について相談する。メディア研究会の学生たちが来訪。Webを見せてもらったが全然ダメ。彼らはコンピュータリテラシー演習でHTMLを教わっているはずだが、担当の先生(全員非常勤)がちゃんと教えていないので基本的なタグさえ理解していないことが判明。本学の情報教育はボロボロだ。困ったなあ×2。とりあえず来週までに直しをやってもらうことにした。川越まで歩いて帰る。きょうは埼京線に乗ったが、久々の電車爆睡(^^;。買い物をして帰る。注文していた本が2冊届いていた。家では基礎演習のExcelファイルの直し。時間割の直し。コマ数表の直し。メールを書く。また遅くなった。きょうもよく働いた。

01月17日(水)

●短大に行く。3限、コミュニケーション論の期末試験。4限はゼミ。諸注意の後、卒論を提出してもらって終了。1年間、大過なく終わって良かったという安堵感があるが、これで短大の授業は最後だという実感がわかない。永江研で少しゲームをやる。今間先生・高田先生も来て、いろいろ相談すると同時に歓談する。上福岡の「にし上」で飲み。きょうで3日連続で飲みだ。最後は胃腸の調子が悪くなった。よく考えてみたら、上福岡キャンパスに定期的に通う日が来年度はなくなってしまう。それも少しさびしい気がするので、春学期だけ情報化社会論を上福岡で開講する案を考えた。帰ってから基礎演習IAの共通シラバスと、時間割を作成。メールで送信する。また寝るのが遅くなった(^^;。

01月16日(火)

●川越に行く。昼休み、埼玉リコーの人が来年度の新入生に買わせるノートパソコンのデモ機を持ってきたというので見に行く。富*通とかだったらどうしようかと思ったが、IBMだった。なかなか良いマシンだったので許す。そのまま定平先生といろいろ相談。3限授業(情報化社会論特論)。学生に発表をやらせる。少し早く終了したので、また定平先生と相談。カフェテリアに行くとちょうど堀江学長が食事中だったので、いろいろ相談。次に西岡氏と非常勤の採用について相談。研究室に戻り、4限授業(マスコミュニケーション論演習)。これで終わりというのは少しさびしい気がした。終了後、こまごまとした雑用をやる。夜は、新宿三丁目の「母大(ぼだい)」という店で食事&飲み。評判通り、素晴らしい店だった。料理も良いし雰囲気も良い。満足して帰る。充実した1日だった。

01月15日(月)

●1週間くらいこの寒さが続くらしい。短大で2限マルチメディア論。夜遅くまで編集したビデオを見せる。なかなかいい内容だった。終了後、レポートを回収。メディアセンターに寄った後、棟居君と川越へ。こまごまとした仕事をする。16時半頃出発し、新宿に行く。時間があったので新宿三丁目をロケハン。戻って待ち合わせ。靖国通り沿いの「鼎(かなえ)」で堀江学長と若手教員7人で飲み会。学長は現在の状況について率直に話され、良い意見交換ができた。終了後、他の若手教員は二次会に繰り出したようだが、私は用事があったため早く帰る。少し残念。Webで本を7冊注文。頑張って研究しよう。

01月14日(日)

●引き続き寒い。午前中、郵便局、書店、スーパーを回る。14時から社会人ラグビーを観戦。神戸製鋼×サントリーは凄い試合だった。しかしちゃんと観ていないのでレポートは差し控えたい。夕方まで爆睡。きょうは実家に帰って食事。戻ってから、明日の授業の準備。授業用のビデオ編集を夜遅くまでやった。

01月13日(土)

●強力な寒波が日本列島を覆っており、異常に寒かった。1限武蔵美のマスコミ論。早めに講義を終え、試験の説明をした。お昼は堤先生と食事。ラグビーを観るため早めに帰る。ちょうど試合開始直前に帰宅。

●関東学院×法政の試合は、予想通りの結果になった。法政のディフェンスラインは出足が速い。出足が速い相手には、ディフェンスの裏にキックを蹴る作戦が有効だ。この作戦が今回は非常に有効だった。特にSO今村の出来は素晴らしかった。慶應はある意味「継続一辺倒」なところがあったが、関東学院は相手の出方を見て継続すべきところは継続し、キックを使うべきところはキックする。ひとことで言って「試合巧者」だ。法政は密集に対し、ボールを持っていない相手にやみくもに体当たりする「ぶちかまし」を多用する悪いクセがあるが、レフリーの下井氏にきっちりペナルティを取られたので、試合が進むにつれあまり見られなくなった。それが影響したのかどうかわからないが、法政は後半になるとラックであまりボールを奪えなくなった。そうなるとがぜん関東学院に有利になるのは必定だった。

●昨年10月のリーグ戦で両者が対戦した時も、法政はマイボールのラインアウトが取れずに墓穴を掘った。今回も同じ展開になってしまったのはどういうことか。法政は慶應戦ではラインアウトが安定していたので、これはやはり関東学院のラインアウトでの絡みが巧かったと見るべきだろう。それから、出足が速く前へ前へと出てくるディフェンスは、素早くワイドに展開されると弱い。後半の蔵のトライはまさにそのような展開だった。法政は確かに強かった。しかし関東学院の方が老獪でしたたかだったということだろう。

●家ではフェリス女学院大のシラバス作成。亜細亜大学の採点表を作成。雑誌の整理。メール書き。あっという間に午前2時近くになる。早いなあ。

01月12日(金)

●来年度から新しい非常勤先に勤めることになったので、亜細亜大学の非常勤は今年度で最後ということになる。きょうが最終回の授業で、定期試験は行わない。5年ほど勤めたが、もうこの教職員食堂にお世話になることもない。講師室のおばさんには大変お世話になった。よくお礼を申し上げ、IDカードを返却して大学を後にした。さようなら、亜細亜大学。なぜかさびしい。当たり前のことだが、出会いがあれば別れもあるということを改めて実感した。この感覚は、また3月にいやというほど味わうことになるだろう。

MacOS 9.1のアップデータが公開されたので、早速インストールしてみる。Connectixの「Virtual Game Station」と「Smart JoyPad II」が届いたので少し遊ぶ。あとは明日の授業の準備。

01月11日(木)

●きょうは会議なし。基礎演習IIの二次募集のとりまとめをしながら3限にゼミ。みんな授業でWeb制作をやっているはずだが、それにしては(以下略)。堀井先生と一緒に夜まで作業。合間に、若手の先生を訪ねてコマ数と時間割の確認をしてもらった。忘れるといけないので、確認してもらった先生を書いておく。澤田先生、水戸先生、木村先生、堀井先生、吉武先生。20時35分のバスで帰る。

●高松市の成人式で騒いだ若者5人を市が告訴し、逮捕されたニュースを聞いた。落ち着きもなく聞き分けのない学生を毎日相手にしているので、今回の成人式がらみのニュースについてはいろいろ思うところがある。よく考えてみると、若者を告訴したということは彼らを一人前の人間として扱っているわけで、その意味で正しい行為をしている。例えばみなさんは猿が悪さをしているからと言って猿を告訴するだろうか。告訴するということは相手を対等な人間とみなしていることに他ならない。私にはそのようなことはできないので、高松市長は立派だと思った。高松市の対応を「大人げない」と批判する人は、きっと無意識のうちに若者を猿扱いしているのだろう。

●PowerBook G4だが、納期は30日ということだ。しかし遅れるかも知れない。2月のMacWorld Expoに間に合うだろうか(^^;。それにしても、私はHDDの容量アップなどのオプションを選択したので、値段がThinkPadの安いやつの3倍になってしまっている(^^;。すでに、他に買いたいと思っていた品物は当面すべてあきらめた。そのうえ、いま持っているPowerBook G3は売らなければならない。誰か10万円くらいで買ってくれる人はいないだろうか。

01月10日(水)

●午前2時頃からずっとMacWorld Expo SFにおけるSteve Jobsの基調講演を(半分寝ながら)聞いていた。午前3時半頃、PowerBook G4 (Titanium)が発表された。「おおおぉぉぉー!」とか言って夜中に一人でコーフンした(^^;。

●起きたら少し気持ち悪かった。たぶんカゼをひきかけている。きょうは学科会がないのでゆっくり準備。散髪してから短大に行く。到着後、関口先生・新井先生・兼高先生とマスコミュニケーション論の担当やコマ数について相談。4限ゼミ。全員の卒論・卒制をコメント付きで返却する。人によってはかなり厳しい話もした。全員、来週再提出してもらう。永江研で時間をつぶす。上福岡の「成華」で飲み。みんな仕事があるので健全に早く帰った。

●帰宅後、AppleStoreでPowerBook G4の注文ボタンを押してしまう。あああああ。鶴木研OB・OG会の準備。時間割の直し。コマ数表の直し。マスコミ論の運営案の作成。きょうも研究できなかった。

01月09日(火)

●雪で滑りやすい道を歩いて川越へ。基礎演習の二次募集関連の準備をする。学食で昼食。研究室に梅澤先生来訪。基礎演習関連で相談。学生来訪。「基礎演習の希望を変えて欲しい」とまた言いに来た。事情によっては考慮してやってもいいのだが、自分の名前も名乗らないし詳しい事情も話さないし口のきき方も感情的なので、そんな学生の言うことなど絶対に聞いてやらない。にべもなく追い返す。大変不愉快。次に五十子先生・神尾先生来訪。時間割と担当コマについて協議。「法学」を担当している教員は4名いるのだが、科目の担当については4人で話し合って欲しいと申し上げた。3・4限授業。つつがなく終わる。二次募集の希望の登録作業。Webの更新。早めに歩いて帰る。武蔵浦和の回転寿司で食事。

●帰宅後、鶴木研OB・OG会の準備。次に短大の学生の卒論を読み、コメントを書く。何とか全部終了。最近の学生は「文章で(自分の考えを)表現する」ことがますますヘタになった。文章がほとんど引用だけで構成されており、いきなり何の脈絡もなく引用(と思われる)文が始まる。困ったものだ。短大コミュニケーション論の問題用紙作成。4大マスコミ論の運営案を作成。きょうはよく働いた。

01月08日(月)

●朝起きると、きのう降っていた雪が少し積もっていた。薄曇りでやけに寒かったので、買い物には行かないことにした(^^;。コマ数表はだいたい終わった。雑誌を読み、Webで調べもの。さいきん新宿の飲み屋&レストランを調べる機会が多いのだが、新宿三丁目には評価の高い店がたくさんあることがわかった。恐るべし新宿三丁目。ついでに末廣亭まで調べてしまった(新宿三丁目にあるので)。ちなみにレストランを調べるときはぐるなびがよく使われるようだが、私はこことかここをよく使う。用途によっては便利だ。しかし一番のガイドは自分で実際に行ってみることだということは言うまでもない。

●その後、極度の「何もしたくない症候群」に襲われ、断続的昏睡状態になる(^^;。夜、やっと気を取り直して本務校のシラバスを作成。Wordの表をいじるのに手こずり、2科目分仕上げるのに夜遅くまでかかってしまった。ああ、明日からまた授業なんだな(^^;。

01月07日(日)

●朝からずっとコマ数表の改訂作業。なんか、自分は時間割やらコマ数表やらをいぢるのが天職ではないかと思うようになってきた。こういう作業をやっている時、脳内麻薬が出ているかも知れない(^^;。自分以外にこの仕事はできない(この大学では)、とも思う。かなり危険な精神状態になってきた。

●高校ラグビーの決勝をテレビ観戦。準決勝の時は短大に行っていたのであまり観ていない。準決勝で敗れた埼工大深谷は、コリニヤシ主将がカゼで欠場した時点で敗戦が決まったと言って良い。しかしあれだけケガ人・病人が出たにもかかわらず後半の途中までほぼ互角だったのだから、よくやった方だと思う。ただしケガは不可抗力のところもあるが、カゼは気を付ければ悪化することはなかったのではないかと思う(たぶん、精神的な疲れもあったのだろうと推測するが)。コンディションを整えるのも実力のうちだ。決勝に残った2チームはいずれもほぼ不動のメンバーでここまで来た。それだけ鍛え方が他チームと違っていたということだろう。

●きょうの試合はひとことで言って伏見工業のディフェンスの勝利だった。佐賀工業はFWが大変に強いが、伏見は佐賀のサイド攻撃をきっちり止めていた。しかも伏見のディフェンスラインが整備されていたため、佐賀はバックスに展開することができなかった(展開しても止められた)。その結果、佐賀は見るも無惨なほどサイド攻撃を執拗に繰り返し、それがことごとく止められる試合展開となった。佐賀には「攻め手」がまったくなく、結局ノートライ。完敗である。伏見からトライを取った天理や埼工大深谷を改めて見直したほどである。

●近代ラグビーはルール改正により攻撃側に有利になっている。そこで、高いレベルになるとディフェンス力が重要になってくる。99年のワールドカップ以来、大学でも高校でもディフェンスの良いチームが勝っている。大学選手権の準決勝もそうだが、きょうの試合でもそのことを強く実感させられた。

●コマ数表の作成は、基礎演習と総合演習をどのように運営していくかという問題に関わってくる。そのため、演習の運営について2つの案を作り、学部のMLに流した。また、マスコミ論の運営について兼高先生にメール。そうこうしているうちにまた真夜中になった。もうゲームをやっているヒマはないなあ(^^;。

01月06日(土)

●午前中はコマ数表の全面改定。お昼に家を出る。きょうは鶴木先生宅でのお年始。早めに到着し、準備をする。伊藤高史君と乾きものを買いに行く。その他の先生も三々五々いらっしゃった。楽しく歓談す。20時頃いったんお開きになったが、若手は残ってさらに飲む。結局22時頃まで先生宅にお邪魔した。ビール、ワイン、日本酒、ワイン、ウィスキー等を次々に飲む。胃が悪いのは治っていないが、何とか持ちこたえている。23時半頃帰宅。

01月05日(金)

●去年の暮れからずっと胃腸の調子が悪い。食べ過ぎが原因ではないかとも思うが、カゼの症状のような気もする。なんか食欲がない。短大では仕事始め。13時過ぎから全体会。特に大きなもめごともなく終わる。その後学科会。いかにして全員を卒業させるかについて話し合う(^^;。永江研に寄る。高田先生は休みだし、恩田先生も帰るというので、きょうは飲まないことにする。実際、飲むとさらに胃が荒れそうな気がした。飲むような気分でもなかった。

●家ではガンガン仕事をする。仕事的には飲まなくて正解だったかも知れない。基礎演習関連、教務関連の作業を進める。

01月04日(木)

●きょうはラグビーの試合がないので、ここぞとばかり仕事をした。仕事の前に、まず郵便局にハガキを買いに行った後、年賀状(返信分)を作った(^^;。メールをチェックすると、突然巨大な添付ファイル(2.5MB)が送られてきて焦る。一瞬メール爆弾かと思った(^^;。中身は短大の卒業生からの年賀ムービー(AVI)だった。折り返し電子年賀状を送っておいた。再び買い物に行く。『50年史』関連の原稿の打ち込み。短大学生アンケートの集計結果をまとめた資料を作成。夜、時野谷先生と河上先生(神奈川大)に電話。神奈川大学(来年度から非常勤で勤務予定)の授業用シラバス作成。これだけで真夜中になった。仕事の能率が悪いなあ。まだやるべきことは山ほどあるのに。

01月03日(水)

●また朝から高校ラグビーを観てしまった。埼工大深谷は啓光学園に勝ったが、課題の多い試合だった。スクラムは安心して見ていられたが、ラインアウトでマイボールをたびたび取られた。密集周辺のディフェンスは強いが、外に展開されると弱い。準決勝の伏見工業は、当然外で勝負してくるだろう。深谷はケガ人がどれだけ戻ってくるか、そしてラインアウトとバックスのディフェンスがどれだけきっちりできるかがキーポイントとなる。結局今回はAシードの4校がすべて準決勝に残ったが、この4校の中ではやはり伏見工業が最も安定しているようだ。しかし高校ラグビーは大学以上に予想が困難だ。どこが優勝してもおかしくない状況だ(当たり前だが)。

●朝日新聞の記事によると、慶應は「相手を攪乱するために」あえて前半風上を選択したのだという。結果論だが、こういうのを「策士策に溺れる」というのだろう。まあ日本選手権もあるし、来年度のチームにも期待したい。

01月02日(火)

●母親と待ち合わせて地元の神社でお参り。おみくじを引いたが、少し珍しい運勢が出た。小凶だ(^^;。小吉があるから小凶もあるのだろうと思うが、私は初めて見た。運がいいのか悪いのかわからない。すぐに帰る。昼から大学ラグビーの準決勝を観戦。2試合とも、思いもよらない結果となった。勝負ごとは本当に何があるかわからない。

●きょうはかなりの強風というコンディションだった。試合展開は違うが、同志社も慶應も前半に風上を選択したことが裏目に出た。後半の勝負どころで風下に立つのは明らかに不利だ。全盛期の明治はよく前半風下(=後半風上)を選択していたものだが、同志社も慶應もどうかしてる。ついでに言うと両チームは前半に風上に立ちながら点数で圧倒できなかったことが後々まで響いた。特に慶應は後半、シンビンで相手のフルバックが欠けたにもかかわらず、風下のためキックが使えなかった。それだけでなく、14人の相手に逆にトライを取られてしまった。選手たちのショックは計り知れないものがあっただろう。

●同志社だが、個々の選手の突破力は図抜けているものの、組織できっちり守ってくる関東学院を崩せなかった。また、選手たちにとっては密集でのレフリングに不満があったようだ。反則のコールに「ええっ!?」というような顔をしていた。しかしレフリーの顔を見ているヒマはないはずだ。反則の後の一瞬のスキを衝かれてトライを許してしまったのは返す返すも痛かった。関東と関西のレフリングの違いについては以前からラグビーフォーラム等で話題になっていたのだが、関西のチームが国立に来ると戸惑うことが多いようだ。しかし両チームとも同じ条件なのだから、反則のコールには俊敏に対応しなければならない。同志社のファンからすればレフリーが「関東びいき」に映ったかも知れないが、あのレフリングは概ね妥当なものだ。FWが強い同志社は密集で厳しい(=反則スレスレの)ボールの絡み方をする。それは関西では当たり前の戦い方だったのかも知れないが、きょうはたびたび反則を取られ、イライラを募らせたようだ。もちろん関東学院のディフェンスも光っていた。戦略勝ちというところか。

●法政については以前の日記で「優勝する潜在力はある」と書いていたのだが、まさか勝つとは思わなかった。それより、あれだけディフェンスがいい法政は初めて見た。慶應の敗因のひとつはラックでボールに絡まれ、速い球出しができなかっただけでなく相手にたびたびターンオーバーを許したことにある。きょうはラックからの球出しがいつもより明らかに遅かった。法政のFWはかなりノトーリアスな印象で、密集で反則スレスレの絡み方をしていたようだ。それを第一試合の桜岡氏はきっちりペナライズし、第二試合の岩下氏はある程度流した。しかし法政のFWのプレッシャーがきつかったことは確かで、大東大の時は勝てたのだからレフリングは言い訳にならない。むしろ、球を出した後の慶應の攻撃を法政ディフェンスの速い出足にことごとく止められたことが最大の敗因と言える。この法政ディフェンスもオフサイドぎりぎりだったが、それにしても速く、力強かった。しかも後半には疲れるだろうと思って見ていたら、最後まで疲れなかった。そのへんはよく鍛えていたと思う。慶應には焦りもあった。焦りがミスを呼び、ミスがさらに動揺を増幅させた。あれだけ浮き足立った慶應も初めて見た。合計4人もシンビンを食らう試合も初めてだ。きょうはおみくじといいラグビーといい、めったに見られないものをたくさん見させていただいた(^^;。慶應は落ち着いてやれば勝てたと思うが、少なくとも対法政ディフェンスということで言えば完敗だったと思う。野澤、益田をケガで欠いていたのも痛かった。

●さて決勝は関東学院×法政という思ってもみなかった組み合わせとなった。同志社×慶應の一戦を楽しみにしていた私としては残念でならない。3位決定戦とかやってもらえないものだろうか。ウラの決勝戦ということで(^^;。決勝の展望だが、今度は風という自然条件によるアドバンテージは期待できないので、順当に考えれば法政が不利だ。法政が引き続きノトーリアスな試合運びがシンビンにならない程度にできるかどうかがカギだ。法政はリーグ戦の関東学院戦でも主将がラフプレイで退場を食らっている(私はこの試合も観た)。今度またシンビンや退場を食らうようだと命取りになると心得た方が良い。決勝のレフリーは岩下氏のように「すぐにイエローカードを出す人」が担当すると面白いと思う(をいをい)。

01月01日(祝)

●新年になって最初にやったことは、Macを再起動して「起動時の年賀メッセージ」を見たことだった(^^;。本を読んでから寝た。起きてから新聞と年賀状を読み、実家に行く。戻ってから年賀状&年賀メールの返事書き。例によってJ Sky Sports 3で高校ラグビー中継をしているので、つけっ放しにしながら作業する。何もする気になれなかったので、プレステの『街』をやってみる。ハマった。さすが名作、面白過ぎる(^^;。夜、姉夫婦が実家に来るというので、また実家に行く。すきやき大会になった(^^;。戻ってからまたゲーム。次いで「高校ラグビーハイライト」を深夜まで観る。年が明けても相変わらず自堕落だ(-_-;。

●高校ラグビーでは、やはり伏見工業の安定感が群を抜いている。埼工大深谷は次(準々決勝)の啓光学園、準決勝の伏見工業戦と正念場を迎える。深谷は攻撃力が高いが、野球と同様攻撃は「水もの」だ。レベルが高くなればディフェンス力の高いチームが勝つ。ラグビーワールドカップもそうであったし、思えば昨年の高校ラグビーの決勝もそうだったのだ。ただし '85年の阪神のような(つまり、攻撃力だけで勝ってしまうような)例もあるので何とも言えないが。もし準決勝で伏見工業×埼工大深谷という組み合わせになれば、それに勝った方が優勝しそうな気がする。それにしても「高校ラグビーハイライト」は毎日放送(大阪にある、東京放送系のテレビ局)が制作しているため、紹介する試合は関西のチームに偏重している。東のAシード校の試合をちゃんと紹介しないのはけしからんと思う。ただ、東京放送も「関東偏重」かも知れないのであまり強くは言えないが。


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