ドイツ紀行・その3


【ライプツィヒ】(99.09.10)

●前日はベルリン→ポツダム→ライプツィヒとかなりハードなスケジュールになってしまったので、この日はなるべく無理をせず余裕を持って回ることにしました。午前中はライプツィヒを徒歩で観光しました。ライプツィヒは基本的に旧城壁の中に観光スポットが集中している(考えてみれば当然ですが)ので、1日あればおおかたの所は歩いて回れます。まずニコライ教会へ。中の荘厳さ、美しさは言葉や写真ではとても伝えることができません。


近代的なビルの奥にそびえるニコライ教会の塔


教会の内部


柱と天井の境。こまかい細工が美しい。

●それから街中を歩いてトーマス教会へ。行く途中、近代的なビルに混じって2〜300年くらいほとんど変わっていない町並みを見ることができました。


18世紀頃の絵を見たら、この建物がちゃんと描いてありました。


トーマス教会の遠景

●トーマス教会は18世紀にJ.S.バッハがオルガニスト兼合唱団の指揮者をつとめた教会だそうです。しかし現在改装中で、あまり中は見られませんでした。ステンドグラスだけは美しかったです。


中央に描かれているのは、たぶんルター。


教会の前にある、バッハの像。

●次にその前のバッハ博物館へ。博物館のたぐいはおおむね英語の表記が少ないか全然なく、ほとんどドイツ語です。私はあまりよくわかりませんでしたが、直筆の譜面などもあり、フルートを長いことやっている姉はかなり見入っていたようです。姉はその近くにある譜面屋さんで、けっこう買い込んでました(^^;。


ライプツィヒの中央駅


正面から見たところ

●ライプツィヒの駅はこうやって写真に撮ってしまうとあまり感動がないのですが、実際その場に立ってみるとそのスケールというか荘厳さに圧倒されます。東京駅なんて全然目じゃないです。さてライプツィヒの駅で時刻表を確認した結果、アイゼナハに行く時間的な余裕があるので行くことにしました。ICで大体2時間。窓の外の風景は格別。ドイツに行かれる時はぜひ鉄道を利用されることをお勧めします。次回はアイゼナハです。お楽しみに。


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