JR鶴見線

 京浜東北線の駅でもある鶴見から港湾の工業地域へ向かって伸び,海芝浦,大川,扇町の3駅を終着点とする。海芝浦は外に出られない駅として有名,国道はレトロな駅下のつくりが貴重であるなど,個性派の駅を持つ。

 工業地域を走るため,平日の朝夕以外は客もまばら,風景もほとんどが工場関連で,都会の中の空白地帯のような印象すら受ける。そんな寂寥感のある路線を,のんびりと走る電車が,なんともいえない良い味を出している。

 そんな鶴見線も,車輌の103系から205系への置換が2004年夏から急速に進み,2005年9月現在,103系は1編成を残すのみになった。古臭い103系の方が鶴見線には似合うと思うが,これも時の流れで仕方のないことであろう。

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弁天橋駅にて:

平日の日中には珍しく,にぎやかなホーム。

浅野駅にて:

向こうの駅を発つ電車と,横切るお母さん

扇町駅にて:

入線間際

浅野駅にて:

205系の台頭を実感した時

弁天橋駅にて:

一日数本,大川行きの出動

武蔵白石駅にて:

夕暮れと急カーブ

 

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