2006/11/5 九重”夢”大吊橋 - 阿蘇

思いつきで飛び出す大分へ。10月30日に一般開放開始されたばかり「九重”夢”大吊橋」。
橋への到着は午前7時前です。にもかかわらず既に駐車場はほとんど埋まってました。
事前に渋滞3時間、待ち時間2時間なんてどっかのブログに書かれているのを見てたので、行くのは人出が落ち着いてからと思ってた。でも朝一で乗り込めば大丈夫じゃない?と、いつものごとく夜中にゴソゴソ出発(もちろんETC割引も考慮してる)。

時間的に余裕があるし、ラーメンでも食べて行こうと暫く下道を走り、鳥栖ICから高速に乗って玖珠ICで下車。深夜割引(3割引)どころか、通勤割引(5割引)が適用されてしまいました。 高速を下りた後は、九酔渓経由ではなく四季彩ロードを使って橋に向かう。途中、視界が開けると目の前に雲海出現。

暫く雨が降っていなかったので雲海は出ないだろうと思ってましたけど、この雲の下には天ヶ谷貯水池があるので、その水分の影響で出てたのでしょう。

到着してみると、昔は滝を見るための小さく狭い駐車場(5台くらいだったかな?)しかなかったのに、一帯をもの凄く切り開いて整備したようだ。この橋のためにどれだけの自然が壊されたのだろうか。
 
7時頃車を降りて辺りを見て回ってると、通行ゲートの前には既にギョ〜〜〜レツ!!
 
(一般人なのでボカシかけてます) 開門は8時だったか、8時半からなのに、人の多さから7時半前には門を開けてました。と同時に人が一気に流れ込む。

人が多すぎで橋が”ブチッ!”と落ちたら・・・とか変な事考えながら眺めてた自分が居るわけだ(笑)ちなみに私は高所恐怖症なので、渡らずに横から眺めただけ。 駐車場自体は無料。しかし橋を渡るのには500円も取られてしまいます。渡った先には何もない。大抵の人はすぐに引き返してくる。だから余計に混雑する。 以前は自由に見に行けてた滝さえも、お金を払って門を越えないと見ることができなくなってました。 私がこの場所を去った9時頃には、駐車場の外まで(300mくらい?)順番待ちの行列が出来ていた。私にはそこまでして渡る価値があるとは思えなかった。
ブログ「九重”夢”大吊橋 - 阿蘇 part 1


「九重”夢”大吊橋」を後にし、橋を渡った先の反対側へ移動してみます。
途中、やまなみハイウェイへと抜ける道沿いにある「ウエスタン乗馬牧場 エルランチョグランデ」に寄ってみる。
ただ、並木の中に車を止めて撮影したかっただけなんだけど、馬が繋がれているじゃないの!では一緒に写ってもらいましょうとなりました。
  
絵的には好きでも馬と車の配置が気に入らない。特に馬がど真ん中というのが。もう一台手前の枠に車を止めて、私も少し右に移動して撮れば車・馬・並木の配置が理想的になったのだろうけど。
手前に余所の車が止まっていたので、フレームアウトさせて撮影するとこうなってしまう。その車が退くのを待ってたら今度は奥に他の車。手前の車が居なくなったと思えば今度は奥の車が邪魔。入れ替わり立ち替わり・・・延々一時間半この場所にいた。ただそれだけの為に(-_-;)
スタッフの人の視線が「あの人何やってんだろう?」てな感じだったので最後は諦めたけど。
まあ、また行けばいいか。
ブログ「九重”夢”大吊橋 - 阿蘇 part 2


「九重”夢”大吊橋」のやまなみハイウェイから入ってきた方、看板には「北方」と書いてありました。ちょっと細めの道を暫く行くと到着します。

-- 狭い道でもバカみたに飛ばすヤツがいてさ、危ないと感じて停止したら、ドアミラーの間隔5センチ位ですれ違いやがった。接触したら停止車両の言いなりで全倍保証になるのを知ってんのかいな。--

進入して行くと、橋の少し手前に有料駐車場。これが駐車場と思って入ってしまうと損。なぜなら橋の真横に無料でとめられる。
 
橋の入口に到着してみると、反対側の行列が嘘かのように人が全く並んでいない。↑の写真で少し人が並んでいるのが写ってるけど、これは橋のために並んでいるのではない。反対側から渡ってきた人が元の場所に戻るシャトルバスに乗るため、バスを待っているだけ。
それでも高所恐怖症のため中に入ろうとはしない私(笑)
横から見てるともの凄く橋が揺れて、ワイヤーがブルブル震えてる。ここでまた「ワイヤーが切れて橋が”ブチッ!”と落ちたら・・・」

こちら側からなら、ゲートを通過しなくても震動の滝がみえます。

微妙に紅葉が始まっていました。新聞情報によると現在見頃になってるようです。もう一度書きますけど、写真を撮るなら午後!昼過ぎると人は多いだろうけど、こちら側から入れば待ち時間だけはない(はず)。
ブログ「九重”夢”大吊橋 - 阿蘇 part 3


橋を後にし、やまなみハイウェイを南下する。

右も左もススキに覆われた道を、車が多いのでゆっくりと流す。
紅葉の色付き具合が良い場所あったけど、車をとめることが不可能な場所だったので眺めるだけで通過。人が少なかったら・・・挑戦してたかもしれないけど(笑)
ポカポカ陽気なので、ファミリーやカップルがポカポカしておりました(意味不明)頼まれたシャッター押し3回。
 
人が多すぎるのですぐに再出発。

着いた先は大観峰。
 
晴れ続きで雨が降ってないので視界が霞んでいます。ただの3連休というのに人の多いこと。
パラグライダーなんぞをやっておりました。
ソフトクリームを食して尿を排出(笑)した後は、今回のもう一つの目的地へと向います。
ブログ「九重”夢”大吊橋 - 阿蘇 part 4


大観峰を後にし、asobowzzさんのブログに「米塚修復工事終了」との記事がアップされていたので確認に行ってきました。
ススキに覆われた阿蘇の大地を登って行く。
 
確かに傷には土を埋めてありました。修復前の様子は過去ログ「米塚崩壊中」にて御覧下さい。私が現地で撮影しているときにも、まだ周辺の整備をおじさん達が行っていました。一声かければ中に入れてくれたような気がしますけど、とりあえず眺めるだけにしておきました。
 
この修復中の姿もフイルムにも収めておきたかったですけど、レンズ不具合で再オーバーホールに出していたので、デジカメのみでの撮影となってしまいました。
完全に傷が消えて何もなかったかのような姿になるにはどれ位時間がかかるでしょうか。完全に再生しても立入禁止は解除されることはないのでしょう。何かのイベント時に事前申請制とかで入れるようにして欲しいです。

その後登山道を登って行く途中でGT−R集団とすれ違った。一台、二台、三台、四台、五台・・・何台繋がってんだ・・・
 
雨が降ってないということで、池は干上がっていました。
満月の草千里。焼けを期待して日没を待つ。しかし焼けることはなく陽は落ちて行きました。
とりあえず今回の目的達成ということで帰ります。
ブログ「九重”夢”大吊橋 - 阿蘇 part 5


普通に真っ直ぐ帰ってましたけど、途中で右手に大きな銀杏の木がライトアップされているのが目に入る。寄道大好きtomosang、小道に入って見に行く。
阿蘇郡小国町「下城の大イチョウ」

近付くと、デカイです!
満月を背後に入れて撮影してみた。
 
28mmレンズでも全体は入らなかった。
右横の道に車は入るかな?とか色々調べてみたけど諦めた。全体を写すとなると駐車場から撮るしかないのだが、撮影していると背後からザーザー音がする。振り返ると滝があった。
「下城滝」

肉眼で見ると凄く暗く、満月の光で何か見える程度。マニュアル、バルブ撮影してみました。

撮影に満足したら、目の前にある「心の駅」にたむろする(笑)オッチャン達誘われ馬刺しとかご馳走になる。このライトアップを管理している人達なんだろう。来場者にコーヒーやお酒(運転手には出してなかった)絞りたての牛乳を提供してた。一見、なんちゃって喫茶店のようで、料金発生を気にしたりしたが全部無料。とんでもないご馳走をタダで頂きました。馬刺は今まで食べた中で一番美味しかった。馬肝やタテガミなんて初めて食べたがこれが美味い!
「レバーは苦手」と言ってた女性が「これは美味い!」と、しまいにはムシャムシャ・・・
「牛乳は苦手」と言っていた人がゴクゴク・・・
私も苦手で断ったんだが、その姿見てるとちょっと飲んでみるべきだったと指をくわえながら(笑)
正直、そのオッチャン達に声を掛けられたときは「怪しい!」と思いましたけど(最近のご時世がそうさせる)中に入ってみると良い人達だった。
最初に声を掛けられたのは32の写真を撮っている時「何日か前にも32に乗って来てた人が居るよ〜」と。数日前にサイトの掲示板に写真を投稿してた方がいたので「知ってる」と話をしようとしたんだが、別の人だった・・・
建物の中には訪れた人達の写真が一杯貼ってあり、私も32と一緒に写真を撮られました。撮ることは多くても、撮られることはあまりないので”硬い”
ブログ「九重”夢”大吊橋 - 阿蘇 last part

ブログにはもう少し高解像度の画像を掲載しています。

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