普通ならばゴールデンウィーク最中に阿蘇へは行かない。渋滞が嫌いだから。のんびりしたいのに、いらついてどうする。でも、どうしても鍋ヶ滝のライトアップが見たかったので行くことにした。
毎度の事ながら、ETC割引適用させるために深夜出発。日田経由で大観峰へ。軽く雲海が出ています。
「大観峰」(地図)
もう少し早く来てれば。もう少し空気が澄んでいたら良かった。
撮影もそこそこに、おにぎり食らう。
一息ついたところで鍋ヶ滝へ移動(というより、来た道を戻る)。ライトアップは夜ですけど、この滝は午前中にある光の演出が出現します。でもこの日、光の演出は出現しませんでした。
とりあえず普通に写真を撮っておく。
「鍋ヶ滝」(地図)
数年前に松嶋菜々子が出演していた”生茶”のCMのロケ地になり有名になりました。おかげで?アクセス道路は整備されて綺麗になりました。
裏見の滝ともいい、滝の後ろに入れたりする。水飛沫が凄く、レンズに付着してうまく写真が撮れない・・・
新緑の透過光が綺麗であった。
滝撮影も一段落。戻って来た道をまた阿蘇方面へ、ちょっと扇谷展望所へ寄ってみた。
「扇谷展望所」(地図)
展望所といっても数年前に標識などは取り払われており、目印となるようなモノはもうありません。大観峰からやまなみハイウェイ方面へ少し走ると、右側に入口があります。中に入って行くと、相変わらず削られた状態のまま。何がしたいのでしょうかね?
何にぶったまげたって大観峰。
米粒のように小さいですけど、駐車場待ちの渋滞が出入口まで。私の居る扇谷展望所には他に誰一人居ない。のんびり眺めるのに、ここはかなりの穴場です。ただし、車では入っていけないので、路肩に車を止めて徒歩で入っていかないといけません。それでも、大観峰の駐車場から舳先まで歩くよりは近い。
大観峰から菊池方面へ阿蘇菊池スカイラインを走り、カブト岩方面へ左折。しばらく走ると、左側に細い小道へ入る所があります。別に中へ入って行かなくても、その曲がったすぐの所からでも十分眺めは良い。しかし入って行きたくなるものです。車が車なんで、奥まで行ったこと無かったですけど、以前GT-Rマガジンが取材で入ってたから、私の32も大丈夫だろうと入ってみました。
落石注意との看板が出てますけど、路肩には実際に落ちてきたのであろう石ころが沢山落ちていました。爆音マフラーでも付けてたら、その音による振動でやり返されるでしょう(笑)
「長寿ヶ丘公苑」(地図)
小道をしばらく下って行くとツツジの植わっている長寿ヶ丘公苑があります。私が行った時はまだ少し早かったようです。満開、且つ空気が澄んでいたら綺麗だったでしょうね。太陽との角度を考えると、雲海が出たら良いカットが撮れそうだ。俵山峠とはまた違う、スリルのある眺めの良い道です。
こんな所、あまり人は来ないだろうと道の真ん中に車を止めて撮影してたんだけど、意外に地元の軽トラがよく通る。離合が出来ないから大変だ。
完全に下ってしまうと、大観峰から内牧へ下り、その道を直進してきた所に出ます。その道は、国道57号線が混雑している時に私がよく抜け道として使う道なんですけど。
いい場所見つけた!って感じでした。
横は頻繁に通るけど、渓谷内にはまだ一度も入ったことがない。新緑を眺めに行ってみた。
「菊池渓谷」(地図)
緑が非常に美しかったが、この頃の私は少しお疲れモード。ほとんど写真を撮ってなかったりする。一番奥まで行って、川を渡り引き返してくる。約一時間の行程。携帯電話は圏外です。
正直に書くと、思ってたほどの場所ではなかった。水は綺麗、というかこれが本来の姿。普段触れている水が汚いから綺麗に感じるのだ。
この日、気温が高かったので、飛び込んで一泳ぎしたかった(笑)
菊池渓谷から、一度いつもの出光へ給油へ行く。
リッター151円でした!一昔前なら、ボッタクリでももう少し安い価格でしたけど・・・。来月はまた上がると言うし、恐ろしいご時世になって参りました。
さて、今回阿蘇へ出向いた一番の目的、小国町にある鍋ヶ滝のライトアップです。
協力費として200円を払うと、ハガキがもらえます。でもね・・・パソコンを使ったインクジェットプリント・・・。少し期待してたんだけど。
「去年は一週間で200人くらいだったのが、今年は一日で200人くらい来てる」と入口の売店おばちゃんに聞いてましたので、早めに戻ってきたのですが、既にたくさんの人がスタンバイしていました。おかげで私の入る余地はなく、横から撮影する羽目に・・・
なんとか見つけたその場所も、ほどよく暗くなると人様が前に入ってきて撮影どころでは無くなった。レンズの前に平気で立ち塞がる人の神経って・・・(涙)
それでも前を通過するだけならば、絞れば写らないけど、立ち止まって記念写真。しまいには「シャッター押してもらえます?」・・・・プチッ!となりそうなものの、素っ気なく「写らないよ〜」とだけ言いながら押してあげる優しい(?)私。
この日の締めは、内牧温泉「湯の宿 入船」(地図)
一般入浴:大人400円です。
道が狭いのが難点ですが、ここのお湯大好きであります。前回の不満点が関係者の目にも止まったこともあり、少しは改善されているだろうと行ってみました。行った時間が遅かったので、人が少なく改善についてはどうなんだか不明。
その後はいつもの様に大観峰へ行き爆睡。GW中ということもあり、いつもより車中泊の車が多かった。
二日目。当初、天気予報によると雨になる予報だった。しかし快晴になりそうな予感。
5月6日大観峰より眺める五岳。田んぼに水が入れられ始めています。
暫く大観峰にいましたが、人が増えてきたので逃げるように阿蘇登山道へ。
人懐っこいポニーが一頭。意図的に離れたところで撮影してるにもかかわらず、気付いたら後ろで頭をスリスリ・・・撮影の邪魔をしてくれました。カメラ向けると勢いよく寄ってくるの。あ〜邪魔!邪魔!お昼前くらいまで牛馬と戯れていました。
ちょっとあるものを確認しに米塚へ。
前にも書いたことありますが、米塚は現在立入禁止です。いつから禁止になったのか私は知りませんが、バギーで登山したバカ野郎がいて、それが原因で立入禁止になったとか言う話を私は聞いています。
現地に行ったことのある人ならわかるでしょうが、立入禁止とはいえ、立て看板があるだけで柵はあっても簡単に中に入れます。だからかその後も登山者などが踏み荒らし、傷は深くなっていってるそうです。
今月から全面的な修復に取り掛かる予定なようですが、どうなるのでしょうか。いっその事、杵島岳のような登山道を作ってしまうほうが良いのかも(北側に)。
今ではこの傷も米塚の姿として当たり前の様になっています。傷のない頃の米塚の写真ってどこかに存在するのでしょうか?私は見たことが無いような気がします。別に探してくれって意味では・・・ねぇ(笑)
草千里展望所の手前で「とるぱ」の看板発見!
写真はないけど、大観峰の所にもありました。
阿蘇登山道、草千里付近でのんびりしてたら雲行が怪しくなりはじめました。雨雲が迫って来るのがよくわかる。箱石峠辺で雨が降り出す。暫く昼寝してました。
一気に夕方に。雨の止む気配は全くない。どこかで食事をしようと57号を流す。
前回が鶏だったから、今回は牛だなと店を探す。適当に見つけた店に入りました。
炭火焼「幸路」(阿蘇市永草)カルビ膳 100g 2500円。
高いなぁ〜。でもこういう肉を食べるにはこれくらい出さないといけないのだろうな。こんな霜降肉を食べるのは初めてです。
最初、肉と小鉢しか出てこなかった。膳でなく、単品注文と勘違いしてないか?と店の人を探して確認を取ったら「後から出します。こちらの都合で。」と。いやぁ〜肉だけ食べるのは・・・とブツブツ言ってたら「あと2分待ってください」と。ご飯が炊けてないのか、と悟って席に戻る(笑)
待ってる間暇だったので、肉の写真撮ってたら店のオヤジさんが現れて「写真撮ってるの?」とお膳を綺麗に並べてくれました。写真は肉だけでいいんだけど・・・なんか悪いので一枚パシャ!
まいう〜〜〜!!だけど物足りない。もっと食べたかった。
贅沢の後は、お安く100円温泉「大阿蘇」。外は相変わらず雨ジャージャー。
帰り道、深夜割引まで時間があるので杖立温泉の鯉のぼりを見に寄り道。相変わらず雨ジャージャー。三脚立てて、傘かざして撮影。
トータル649kmの旅でした。
最近高速利用するのに、日田-古賀間ならば深夜割引(3割引)以外にも通勤割引(5割引)の条件(100km以内)を満たしている事に気が付いた。また、太宰府-熊本間でも通勤割引適用の条件を満たしてる。都市高速を併用して行っても、古賀-熊本間の深夜割引より安くなる。
でも、日の出前に到着したい、日没後に帰りたいので通勤割引時間帯は使えない。