『スペースミュージアム計画』『スペースミュージアム』 では、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』 を常設開催し、教育・健康・福祉・アート・環境・宇宙を6テーマとする「社会デザインプログラム」を実施します。また、スペースチューブ(イベント用&家庭用)や写真作品・映像作品を販売すると共に、『スペースミュージアム』の世界展開を担う「新しい才能」を育成します。 ほっておけば、自分が「身体的存在」であることも容易に忘れていく私たちの情報化の時代。『スペースミュージアム』 では、「人間は身体をもつ存在として生きている」という実感をベースに据え、よりよく生きるために必要な問題を考え直し、その方法を新しく構築していくための「社会デザインプログラム」を地域社会の中で実践します。 『スペースミュージアム』 を通して、人びとは情報社会・多文化社会・宇宙時代と形容される特有な現代を、「身体と環境は一体である」という思想をもって生きることができます。この思想により、私たちは、人間生活の基礎になる「身体生活のデザイン」を新しく確立し、社会に提供します。また、「環境に即した建築やモノのデザイン」についても提案し、21世紀を生きるために必要な新しい科学的センスとしての「現実と仮想の調合の仕方」も身につけることができるようにします。 ○展示 10:00-20:00 (火曜日〜日曜日) ○体験型展示 10:00-20:00 (火曜日〜日曜日) ○写真館・映像館 10:00-20:00 (火曜日〜日曜日) ○特別授業(小中高・大学用) 13:00-15:00(火曜日〜木曜日) ○ワークショップ(子供用・親子用・一般用・高齢者用・何らかの障害をもつ人用) 13:00-15:00(金曜日〜日曜日) ○スペースダンス公演 18:00-19:00 (土曜日) ○トークショー 16:00-17:00 (日曜日) ○『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』の内外での実施 ○スペースダンススクール ○海外交換プロジェクト(春・夏・秋・冬/年4回) ○開発・生産・販売 ○研究 ○出版 知や創造に対する欲求が、アートやデザインを生み、サイエンスとテクノロジーを追求し、人間社会を発展させてきました。では、何が、知や創造に対する欲求を生むのでしょうか? スペースチューブという一枚の布がつくりだす「不思議な小宇宙」では、ふわりと身体が浮き上がり、ゼロ重力と一重力の間を体験でき、身体を包むやわらかな布は、身体のバランスを崩したかと思えば、すぐにやさしく支えてくれます。 そして、スペースチューブの中では自分がどう動くかで空間のかたちが決まる為、お母さんの胎内に帰ったような「懐かしい感覚」がします。同時に、内部ではこれまで見たこともないような美しい空間造形を見ることが出来ます。 そんな、はじめての擬似的無重力と思いがけない空間の体験は、はじめての感覚と気づきを呼び覚まし、身体や周囲の環境に対する新しい認識を与えてくれます。認識の新しい扉が開かれる瞬間は、知と創造への欲求が生まれる瞬間でもあります。 『スペースミュージアム』では、定期的なスペースチューブ体験を通して、身体と環境に対する新しい自覚をうながし、想像力を刺激することで新しい創造への意欲を喚起して「新しい才能」を育てると共に、スペースチューブ(イベント用&家庭用)の世界普及を通して、新しい社会創造の一端を担います。 「スペースチューブ原形+スペースチューブ新作+アパロス(家庭用スペースチューブ)」を展示します。 また、スペースチューブにより、『4つの部屋〜バランスと姿勢の部屋+光と闇の部屋+癒しと思索の部屋+リアルとバーチャルの部屋』を構成し、展示します。 『4つの部屋』は、体験型展示として、参加者が自由に体験できます。 一般家庭でスペースチューブ体験を可能にするために、家庭用スペースチューブとしての『アパロス』を開発し、販売します。お風呂場の隣で使うキューブ状の設計(1.6メートル立方体)で、子供にも大人にも面白い、新しい遊びと、癒しと思索のための空間です。バブルつきお風呂のように、体験したい感覚を調整できます。 体験者の身体情報をリアルタイムに利用するゲーム機能もあります。 『アパロス』で、「姿勢の進化史」というゲームで遊び、自由な「姿勢の創造」に挑戦すると共に、自分だけの「健康増進方法」をプログラムとして開拓します。 スペースチューブ体験による特別授業を、小中高用として、また大学用として、『スペースミュージアム』に招く形式で、或いは学校に出張する形式で、実施します。最後に、その成果を『宇宙ダンス』として発表します。 あらかじめ募集した参加者たちにより、それぞれ子供用・親子用・一般用・高齢者用・何らかの障害をもつ人用として、スペースチューブの多様な遊び方を学び、コミュニケーションによる触れ合いの場をつくります。最後に、その成果を『宇宙ダンス』として発表します。 舞台・映画・美術・メディアアート・人類学・脳科学・生命科学・認知科学・ロボット工学・宇宙科学等の成果を取り入れ、アート&サイエンス作品として、『福原哲郎のロボティックユニバース』と『スペースダンス合同公演』を制作します。『スペースミュージアム』では、それらをスペースチューブの芸術的使用の例証として公開し、また世界の劇場・フェスティバル等に参加し、或いは独自にフェスティバルを制作し、スペースダンス公演の成果を世界にアピールします。 「身体の未来、テクノロジーの未来、人類の未来」に関連するテーマと共に、「教育・健康・福祉・アート・環境・宇宙」の6テーマに関連するタイムリーな話題を選び、 各分野の専門家を招き、トークショーを開催します。 『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』 を、内外の100都市において、ミュージアム・諸学校・福祉施設・商業施設等で開催します。 1学年定員20名・3年制とし、スクール生は、以下の課題を習得します。そして、それらの学習成果を総合し、理系・文系融合型の「新しい才能」として育成します。卒業後は、『スペースミュージアム』の担い手として活躍の場を与えます。 @ スペースダンスワークショップ 日本に生まれた特異な身体芸術である「舞踏」について学び、「舞踏」から発展したスペースダンスを実習します。 A デザインワークショップ スペースチューブには、どんな発展が可能か。スペースチューブをヒントにすると、どんなデザインや建築が可能か。その可能性をプロの建築家・デザイナーと共に追求します。 B 地域デザインワークショップ スペースチューブ体験による健康増進プラン・福祉開発プランを作成し、地域の人びとと実践します。 C スペースダンス合同公演 スペースダンス合同公演を、スペースダンスワークショップの成果として構成し、上演します。 D Spiritual Journey 各人の個性開発を目的として、「孤独・旅・記憶・霊感・セクシャリティ・浮遊・聖地・分身・帰還・宇宙」の10テーマによる『Spiritual Journey』(写真&映像)を創作し、発表します。 E 論文執筆 スクール生の各人のテーマを定め、論文を執筆し、発表します。 F 卒業制作&発表 最終年度に、卒業制作を行い、各人のスペースダンスソロ公演として発表します。 年4回(春・夏・秋・冬)、会期を10日間とし、世界の各都市において、以下の内容を、多国籍メンバーによるコラボレーションとして実施します。参加者は、他都市のメンバーと交流することで、多文化社会促進を担うメンバーとしての自覚を深めます。 @ 体験型展示/昼間 メイン会場では『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』の体験型展示を実施し、その他に地域の小中高・福祉施設等に出掛けてスペースダンスワークショップを実施します。 A 地域デザインワークショップ/夕方 大学等と共催し、その都市の特徴的な事情を取り入れた地域デザインワークショップを実施します。 B スペースダンス公演/夜 メイン会場において、スペースダンス公演を制作して公開します。 イベント用スペースチューブと家庭用スペースチューブ(『アパロス』)を、「商品」として世界に流通させる事業を展開します。新しい知見を得るたびに改良を加え、イベント用スペースチューブを世界の学校その他の諸施設に普及させ、また、「一家に一台のアパロス」を合言葉に、『アパロス』を世界の家庭に普及させていきます。また、写真作品・映像作品の販売を行います。 『スペースミュージアム』に関係するテーマを、各分野専門家を招いて研究します。また、年間に実施した『スペースミュージアム』の成果を纏め、報告書として作成します。 研究成果を纏め、『月刊スペースミュージアム』としてメールマガジンを発行し、年度末には『スペースミュージアム・コンセプトブック』を発行します。また、出版社と共に、年間の顕著な成果について単行本として出版します。 『スペースミュージアム』の社会的意義には、以下のものがあります。 @ アートとサイエンスの交流による新しい才能の育成 舞踏家がロボットを開発したり、サイエンティストがダンス作品を発表したり、アートとサイエンスが交流し、思いがけない作品が誕生し、理系・文系融合型の「新しい才能」が誕生します。 A 新しい情報教育 小中高・大学のサブカルチャーとして、新しい情報教育科目を提供します。身体性を回復することの重要さを教え、その上で、新しい情報教育として、「新しい科学的センス〜現実と仮想の区別と、両者の正しい調合の仕方」を教えます。 B アートの社会化 イベント用スペースチューブとアパロス(家庭用スペースチューブ)を「商品」として世界に流通させることで、「アートの社会化」を実現します。 C 多文化社会への対応 多国籍メンバーによる海外交換プロジェクトを定期的に実施することで、特定国による文化支配を排除し、豊かな多文化社会を形成するために活動します。 D 新しい建築・新しいデザインの提案と、新しい宇宙文化開発の提案 建築家・デザイナー等との協同作業として、宇宙機関・関係機関・企業等と連携し、「新しい建築・新しいデザイン」について提案し、また「新しい宇宙文化開発」について提案し、可能なプランを実現します。 『スペースミュージアム』は、これまで存在しなかったまったく新しい発想による新しいタイプの文化スポットとして、世界観を一新し、地域の文化・教育・都市デザイン・モノつくり・経済に大きな波及効果を及ぼすことが期待されます。その効果を検証し、『スペースミュージアム』に参加する地域の市民とボランティアスタッフをネットワーク化し、持続的な活動体制を構築します。 東京・ニューヨーク・メキシコシティ・サンパウロ・カンパラ・ロンドン・パリ・ベルリン・ローマ・イスタンブール・バンコク・上海の12都市を拠点とする『スペースミュージアム』を通じて、世界的ネットワークを形成し、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』を全世界で展開します。アパロス(家庭用スペースチューブ)の「世界の家庭への普及」にも挑戦します。 『スペースミュージアム』を常に地域との連携で運営することで、その成果を社会に還元すると共に、本事業の成果を出版物や映像作品として纏め、世界に対して広く告知していきます。 @入場料(400人/日×500円/大人・子供の平均×25日/月×12ヶ月) 6,000万円 Aスペースチューブ(イベント用&家庭用)販売(300万円/月×12ヶ月) 3,600万円 B『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』の内外での実施(100万円/1件×10件/月×12ヶ月) 1億2,000万円 Cスペースダンススクール授業料(50万円/年間×1学年20名×3学年) 3,000万円 @施設管理費 1,000万円 A制作費・研究開発費 5,000万円 Bスペースダンススクール運営経費 1,800万円 C海外交換プロジェクト制作費 1,200万円 D人件費(常勤5名) 3,000万円 E人件費(非常勤講師・ゲスト講師) 2,000万円 F事務費・広報費・出版費 900万円 ○館長(総合ディレクター) ○館長秘書(マネージャー) ○プロデューサー ○キュレーター ○公演プロデューサー ○テクニカルディレクター ○特別顧問 ○特別スポンサー ○スペースダンス舞踏家 ○建築家 ○デザイナー ○情報デザイナー ○ロボット開発者 ○プログラマー ○脳科学者 ○生命科学者 ○医師 ○保育士 ○映像作家 ○アニメーション作家 ○作曲家 ○ネットプロデューサー ○哲学者 ○研究者 ○ジャーナリスト ○TVディレクター ○編集者 ○スペースダンススクール生 ○ボランティア・スタッフ ○東京 ○ニューヨーク ○メキシコシティ ○サンパウロ ○カンパラ ○ロンドン ○ベルリン ○パリ ○ローマ ○イスタンブール ○バンコク ○上海 TOP HOME |