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社会デザイン〜教育・健康・福祉・アート・環境・宇宙

『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』のご案内

体験型展示+子供ワークショップ+スペースダンスワークショップ+スペースダンス公演+写真展


Kids Space Dance on youtube

-「毎日300人ちかい来場者で、スペースチューブは大人気です! なんだかすごい光景でした。
沢山のこどもたちが、チューブにもぐりこんでは、出てきて、またすぐに入り口に並び・・・の繰り返しで、
こんな風に子どもが興奮する光景は見たことがありません。なにか脳内モルヒネ!? でも出ているのでしょうか。
スペースチューブには魔物がついているようです。」川ア久美(川口市アートギャラリー・アトリア)-

-「子どもたちの笑顔に私たちも癒されています。安全性も高く、こちらも安心して眺めていることができ、『ういてるっ!
ういてるっ!』といった笑いが渦巻き、すばらしい親子のコミュニケーション空間を創り出しています。」赤坂幸紀(みえこどもの城)-

-「娘の通っている保育園は、完全室内型で庭が無い。雨の日などは散歩などの外遊びができず、力が有り余っているようである。
そんなとき、保育園か自宅か、いっそ両方に、スペースチューブがあれば、と思う。」櫻井圭記(アニメ脚本家/東京工科大学講師)-


◆2007年〜2013年、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、内外の科学館・美術館・劇場・学校等において実施され、TV・新聞(朝日新聞バンコクポストサウスチャイナモーニングポスト<1>サウスチャイナモーニングポスト<2>山梨日日新聞)でも紹介され、大きな話題を呼んでいます。山梨県立科学館では、昨年7月20日〜8月25日の37日間に3万8000人がスペースチューブ体験を楽しみました。昨年12月にはメキシコシティのConArteでメキシコ日清食品の協賛で開催し、ここでも多くの人びとがスペースチューブ体験を楽しみました。

コンタクト

国内・海外において、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』を社会デザインプロジェクトとして、「体験型展示+子供ワークショップ+スペースダンスワークショップ+スペースダンス公演+トークショー+写真展」として構成し、開催します。開催をご希望の方は、下記までお問合せください。詳しい資料をお送りします。

◆東京スペースダンス e-mail : jv4t-fkhr@asahi-net.or.jp


◎『空間を自覚し表現する冒険』 高柳雄一(多摩六都科学館館長/元NHK解説委員)

「デジタル化された世界に取り巻かれて生活する現代の人間は、空間世界を体全体で認識し進化してきた生命活動の源泉にある感性を枯渇しつつある。スペースチューブを使った体全体による空間の自覚体験、それによる表現の試みは意識下に埋もれている感性を蘇らせ、集団で共有できる新たな冒険となるに違いない。多くの皆さんの体験的参加を呼びかけたい。」

◎『身体を再発見できます』 渡辺政隆(サイエンスライター)

「『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、宇宙に行かなくても、海に潜らなくても体験できる半重力状態のデモンストレーションです。伸縮性のある新素材の繊維で作られた特殊なスペースチューブに入って身体を動かすことで、無重力に近い状態を体験できます。一度体験すれば、自分の身体を再発見できること間違いなしです。」

◎『教育・芸術・ビジネスも〜無重量の姿勢や生活探る』 朝日新聞 東京・日本科学未来館

「のぞきこむと、まるで白いトンネル。中に足を踏み入れる。霧中を進むように方向感覚は定かではなくなってくる。体を動かすと、スペースチューブの弾力でバランスを失い、包まれるようにも感じる。大人たちは思い思いの姿勢を楽しみ、子供たちは寝ころんだり歓声を上げたり。東京・お台場の日本科学未来館で開かれた。」


■ミッション

現代社会を生きるために必要な「21世紀を生きる知恵」とは何でしょうか? 私たちは、その知恵に少しでも近づくことができるように、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』を開発しました。

『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、スペースチューブを使った身体コミュニケーションです。身体・空間・情報に対する斬新な発想に基づく「体験型展示+子供ワークショップ+スペースダンスワークショップ+スペースダンス公演+トークショー+写真展」として、教育(情報社会・宇宙時代における科学的センスの育成)、健康(新しい健康開発、リハビリテーション体験の導入)、福祉(高齢者文化と障害をもつ人の文化の開発)、アート(自己表現とコミュニケーションの促進、アート&デザインの体験)、環境(「身体と環境は一体」という視点によるデザイン)、宇宙(宇宙文化・地球文化の発展に必要な想像力の育成)、の各テーマの実施にとって最適です。


私たちは、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』を、日本発の新しい体験型の文化ソフトとして、内外の美術館・科学館・劇場・地域センター・商業施設・図書館・大学・小中高校・福祉施設等において、自治体・政府・関連企業・財団・制作会社・新聞社・TV局・ネットTV等の参加を得て、「社会デザイン〜教育・健康・福祉・アート・環境・宇宙」プロジェクトとして実施することを計画しています。

■開催のコンセプト〜身体は世界70億人の毎日の関心事

世界中で急速に進む情報化の波のなかで、リアル(現実)とバーチャル(仮想)の判別が誰にも困難になりつつある現代の社会状況において、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、参加者〜子どもたちから大人・高齢者・何らかの障害をもつ人たちまで〜の身体を直接に刺激し、自分がいかにリアルな身体的存在であるかを教え、人間として持っている本来の豊かな身体感覚を覚醒させることができます。

『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は子供たちに役立つだけではなく、大人たちにも役立ちます。スペースチューブを家の中に設置すれば、「癒しの空間」や「思索の空間」としても使用できます。大人たちには、過酷さを増す現代社会のサバイバルレースを生き抜くために、新しい休息や、新しい思索が必要になっているでしょう。家の中にあるそのための手段や場所は、これまでと同じで足りるのでしょうか? スペースチューブの中でゆっくりしていると、新しい想像力や新しい元気が湧いてきます。


そして、2009年のバンコク・カンパラ(ウガンダ)において最初の大きな成果を挙げることができたように、『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、戦争孤児やエイズ孤児に対して、或いは自閉症や学習障害などの心的障害を負う子供たちに対して、その身体と心をケアするためにも有効な役割を果たすことができることが実証されました。バンコクとカンパラでは、子供たちによる、いままでにない種類の大きな笑いの渦が湧き上がりました。バンコクではその様子はバンコク・ポストに『身体の再発見』として大きく報道されて話題になり、カンパラでは国連ウガンダ事務所より以下のように評価されました。

◎国連ウガンダ事務所

「『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、ここウガンダにおいて、実にユニークなプロジェクトでした。それは、いくつかの学校において、紛争地域に特有に見られるさまざまな『傷』に対する癒しのツールとしても機能していたからです。それは、武装兵士に脅かされ心的障害を負ったリハビリを必要とする子供たちや、戦争孤児になった傷つきやすい若者たちに対して、その『心』を立て直すための新しい機会を提供できたのです。」


私たちは、このような可能性をもつ『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』を世界中で開催することを目指します。世界のミュージアム等と連携し、地域の学校や福祉施設にも出張して、子供たちや人びとにスペースチューブ体験の機会を提供します。その成果をミュージアム等で発表していけば、ふだんはミュージアム等に来ない人たちも動員でき、きっと面白いことになります。世界周遊の為、人種もバラバラで、人間の移動が面白くなります。

コンセプトは、「身体は世界70億人の毎日の関心事」。スペースチューブを通して世界中の人びとに「新しい身体の体験」を届けます。『アパロス』と名づけた家庭用スペースチューブを世界中の家に普及させることが最後の目標で、お風呂場の隣で使う設計です。子供にも大人にも面白い、新しい遊びや癒しや思索のための空間。バブルつきお風呂のように、体験したい感覚をいろいろ調整できます。この感覚をもとに、健康開発のための新しい方法も、家具や家の設計も、コミュニケーションや地域の設計も、考え直せます。これは、世界中の家にスペースチューブを入れるという大仕事で、新しいタイプの地域開発事業です。

私たちは、現代世界にはこのような「身体に根ざした<新しい物語>」が必要であると考えています。

■スペースチューブとは?


スペースチューブは、弾力性のある特殊な布を使用した「やわらかい空間」です。床から一定の高さにロープにより宙吊りで設置され、ダンス公演用として、また一般体験用として発展してきました。2001年4月に、ニューヨークの国連本部においてデビューし、国内では2004年〜2006年のJAXA(宇宙航空研究開発機構)との共同研究を通じて、正式に社会的デビューを果たしました。

スペースチューブはバウンダリー・オブジェクトとして評価されています。バウンダリー・オブジェクトとは「境界に存在するオブジェクト」の意味で、子供も大人も、一般の人も専門家も、理系分野の人も文系分野の人も、男も女も、国籍にも関係なく、共通に関心を示すことができるモノであり、スペースチューブはそのような空間モデルのひとつであると言われています。

スペースチューブは海外では「空間の生花(いけばな)」とも批評されており、まだ誰も見たことがないような独特な形態をもって宙に浮いています。スペースチューブの特徴は、閉じた空間・多様な姿勢・なつかしい感覚・意外性の4つにあり、体験型展示においては、『4つの部屋〜バランスと姿勢・光と闇・癒しと思索・リアルとバーチャル』として構成されます。

◎スペースチューブ体験とは?

スペースチューブは、体験者の身体のバランスを奪う空間であるとともに、体験者の身体の動きが空間の形状を決定するために、身体と空間の関係は一対一で対応しており、まるで母の胎内に戻ったかのような「なつかしい感覚」を体験者に与える空間です。

そこでは誰もがやわらかく「姿勢」を崩され、アンバランスの状態からいかにバランスを回復するか、そのやり方が人により大きく異なるため、自分で試みても、見ていても大変に面白いものです。

要は、ムリをせず、与えられた環境のなかに身体を投げ出し同化する人が一番うまく、スペースチューブの方も身体に柔軟に対応してきます。

体験者は、「なつかしい感覚」に誘われて空間の先に進み、人間の基本的姿勢である「立つ・坐る・寝る」にまつわるさまざまな流動的姿勢を発生させ、或る時は魚のように、宇宙遊泳のように、胎児のように、未知の生物のように、さまざまな「姿勢」を取って遊ぶことができます。

体験者はスペースチューブのなかで、「姿勢」の構築のためには空間からのサポートが不可欠であること、自分らしさの発揮のためには自分らしい「姿勢」を維持する必要があることを、身をもって学習できるのです。
■開催の内容

●体験型展示

入場者のための体験型展示です。スペースチューブによる『4つの部屋〜バランスと姿勢・光と闇・癒しと思索・リアルとバーチャル』を構成し、誰にでも自由に体験していただけます。



●子供ワークショップ

会期中に親子を募集し、「歩く・委ねる・バランス・耳を澄ます・浮遊」の5つのテーマによる子供ワークショップを開催します。スペースチューブの多様な遊び方を学び、身体コミュニケーションによる触れ合いの場をつくります。その成果として、子供たちによる「宇宙ダンス」を構成し、上演します。


●スペースダンスワークショップ

プロのダンサーやアーティストを対象として、「身体と環境は一体」という思想により、「身体基礎 + ウォーキングダンス + コンタクト + スピリチュアルジャーニー + 小さな動きの中の天国 + スペースダンス構成」の6つのテーマにより、スペースダンスワークショップを開催します。


●スペースダンス公演

各都市のインターナショナルスペースダンサーによりスペースダンス公演を開催し、スペースチューブ使用の一例として芸術的に提示します。世界の劇場・フェスティバル等にも参加し、スペースダンス公演の成果を世界にアピールします。


●写真展

世界の各都市で開催した『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』の写真を保存し、写真展として展示していきます。



■実施実績

海外では、2001年のニューヨーク国連本部に始まり、多くの海外都市で実施しています。『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』は、日本人の身体と空間に対する独特な感性を生かした新しい時代の体験型の文化ソフトとして、高く評価されています。2013年11月・12月には、メキシコ日清食品をスポンサーとして、メキシコ三都市において開催します。2014年3月には、ニューヨークにおいて『アパロス/家庭用スペースチューブ』のデザインを発表します。

国内では、つくば宇宙センター(筑波)、東京デザインセンター(東京)、日本科学未来館(東京)、多摩六都科学館(東京)、西東京市保谷小学校(東京)、国際交流館(サイエンスアゴラ/東京)、仙台市こども宇宙館(仙台)、北九州市スペースワールド(福岡)、みえこどもの城(三重)、三省堂神田本店(東京)、アサヒアートスクウェア(東京)、広島江波山気象館(広島)、政策大学院大学(東京)、いなべ市、シブヤ大学(東京/加計塚小学校)、イオンモール川口(川口) 、三鷹天命反転住宅(東京)、イオンモール高の原(奈良)、川口市アートギャラリー(川口)、横浜国立大学(横浜)、東京電機大学(千葉)、新潟県立自然科学館(新潟)、福井児童科学館(福井)、さぬきこどもの国(香川)、かるぽーと(高知)、駒沢総合住宅展示場(東京)、イオンモール・ナゴヤドーム前(名古屋)、イオンモール鶴見緑地(大阪)、山梨県立科学館、ナゴヤドーム、東京都現代美術館その他で実施しています。

■写真展

◎Several Cities - Tokyo, Mie, Istanbul, Kampala 2001-2009




Bangkok 2009




Kampala, Uganda 2009




Japan 2009




Japan 2010-2012




Uganda, Kenya 2010-2012




London, NY, Tokyo 2012




Frankfurt 2012




Santiago, Chile 2013




Havana, Cuba 2013





Rio de Janeiro & Taubate, Brazil 2013




Mexico City & Oaxaca, Mexico 2013




Yamanashi Prefectural Science Center in Japan, January 2014




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