アズマヤマアザミとアサギマダラ♂

アズマヤマアザミはキク科の多年草。 草丈は大人の背丈ほどに達する。 花柄の短い頭花は穂状に数個ずつつき、筒状の総苞を持つ。
漢字表記は東山薊で、西日本に多いヤマアザミに対し、東北地方南部から中部地方にかけての主に東日本に分布していることから名付けられたという。
高尾山では秋に全山の林内で普通に見られるので、筆者はこの花に注目して撮影したり、観察したことがなかった。
ところが、2018年の秋に富士道を歩いているときに、たまたまアサギマダラがアザミの花に吸蜜に来ているのを見かけた。 アザミにアサギマダラの組み合わせは珍しくないが、とりあえず記録のため撮影しておいた。 そのアザミがアズマヤマアザミだったというわけ。 どう見てもこの写真の主役はアサギマダラで、蝶の項目に載せるべきなのだが、 すでにアサギマダラは、本ホームページの蝶の項目に掲載済みなので、 あえて高尾山のアズマヤマアザミの撮影例として紹介することにした。
2018/10/8撮影

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