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 複数の質点からなる振動系において各質点が相互に作用を及ぼし合いながら結合されているとき,連成振動といいます。このときの各粒子の運動は,一般にかなり複雑なものになります。

 本シミュレーションでは,ルンゲ・クッタ法により,粒子数100個までの連成振動がシミュレイトできます。ここまで粒子数が多くなると,このときこの振動系はほとんど弦の振動と近似できます。弦を伝わる横波の速さを連成振動の極限として求める問題が,過去にもいくつかの大学で出題されています。

 また,「1次元媒質中での反射波と透過波」の項で,詳しく扱っています。



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