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光の正体は,粒子か波動か・・・という論争は随分昔からあったようです。
光について,物理的な研究を始めたのはニュートンと言われています。ニュートン自身は光の直進性などから光を「粒子」と考えたようですが,「回折」や「干渉」といった現象は光を「波」として扱うことによって説明できます。
しかし20世紀に入って光電効果やコンプトン効果などの現象が詳しく研究され,これらの現象は,光をむしろ「粒子」として扱った方がつじつまが合うことがアインシュタインらによって明らかにされました。
光は,波動性と粒子性をあわせ持ちます。あるときは波として、あるときは粒子として振舞います。電子のようなミクロな粒子にも波動性と粒子性があることが分かっています。こうした粒子性と波動性の「二重性」の問題は、物理学者を悩ませました。
光も電子も「粒子」であり,かつ「波」なのです。
ウーン、何だかよく分からン・・・という方は,このシミュレーションを見れば,何が問題なのかが少し(?)は分かるかもしれません。
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☆以下の関連ページにリンクできます。
*光の二重性(波動性と粒子性)
*2スリット型干渉計による回折と干渉