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●●「 Ｗｏｒｌｄ Ｔｏｐｉｃｓ 」◇◇◇[平成10年3月16日]☆No.00011☆●●
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☆ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿発行者 所 輝美
☆ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿住所・〒243ｰ0817・神奈川県厚木市王子２ー８ー１
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☆♪☆☆☆☆☆☆［目次］☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆♪☆
◇No.1◇児童労働(子どもたちの声)
第３回◇セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)◇
◇No.2◇マダムの海外ザーマす便り・第２回◇夏人ウスキ
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◇セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)◇
◇◇◇児童労働(子どもたちの声)◇◇◇
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今年の月、トルコのイスタンブールで第２回国連人間居住会議(HABITAT
II)が開かれ、人間とその居住環境をどのように維持するか、ということが話し合われました。
これはこの会議を前に各国で子どもの声を集めたものです。
◇ひとりになりたい
◇怖いもの
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◇ひとりになりたい
なんらかの問題を抱えている10代の少年少女や子どもたちは、誰にも邪魔されずに一人でいられるような場所の重要性を訴えています。
「わたしは、両親と、3人の妹達と一緒に4つの部屋がある共同住宅に住んでいます。この家はぜんぜん好きになれません。わたしの祖国、ボスニアをまだ愛しているし。ただ、ここで自分の部屋があるのはいいことだとおもう、だって、悲しくなった時、ひとりになれるから。」
-14歳、スウェーデンに住む難民の少女
自分の部屋がない子どもたちは、どこか他の場所で自分のプライバシーを守ろうとします。
ガレージの中や地下室、それがだめなら、家族のプライバシーを侵してしまいます。
「自分の部屋にいると、普通はリラックスしていられるんだろうけど、僕は自分の部屋で宿題をしようなんて気になれない、なぜかって言うと、やんちゃ盛りの弟達と一緒だからね。
みんなよその子よりも物騒な奴らなんだ。全員どうかしてる。それで、いろんな問題を頭の中から追い出してしまうために、僕は両親の部屋に行く。」-パキスタン、ペシャワールに住む13歳の少年
低所得者が多く住む地区の子どもたちの中では、精神的にひとりになってゆっくりする場所は家の中にないという子どもがほとんどでした。
最も親密な家族の雰囲気の中でも、プライバシーという点では恵まれておらず、敷地内や家の中にトイレが欲しい理由の一つにプライバシーの欠如があります。
とくに、少女達にとっては明らかに悩みの種でした。
恥ずかしく、恐ろしいことです。屋外トイレの場所を決める時、人のプライバシーは考えられていないのでした。
「うちの屋外トイレは、裏庭の片隅にあります。まわりをいろんなもので積み上げてかこってあっても、近所から見えます。それがわたしは嫌い。見られたら、はずかしいもの。ドアに鍵もかけられないし。トイレって、プライバシーを守られて当然のものでしょ。」
-アジス・アベバの10代の少女
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◇怖いもの
何が怖いか、子どもたちに聞いてみたところ、ほとんど彼らは暴力や戦争、交通事故などをあげました。
「家にいても、安全だとは思えない。でも、家は家だから。」
-ダッカのスラムに住む12歳の少女
貧しい家庭に育つ子どもたちの多くが、家計を助けるためなんらかの仕事をしています。
それで結局は、家に帰るのが遅くなってしまいます。近所に暴力の対象となっている友人や人間がいるという子どもが多く、彼らは同じ事が自分達にも起こりうるということをよくわかっています。
スウェーデンの都会に住む子どもたちは、公園や広場、地下鉄の構内にいるアルコール常習者に身の危険を感じています。
犯罪率の増加や学校中退、失業率などと貧困の関連性についてちゃんと気が付いているようです。
彼らは、10代の若者を学校からドロップアウトさせないようにすること、自分の仕事を見つけることについて、意見を持っています。
その反面、自分の住んでいる場所で、暴力をなくすにはどうするかといった考えも持っています。
「街灯をつけることと、周辺地域の防犯警備があればもっと安心できる。街灯なんかあれば、帰り道で迷わない。真っ暗だったら、どの家も一緒に見えちゃうの。」
-ギニア・ビサウに住む少女
多くの子どもたちが共通して遊ぶ唯一の場所は路上です。彼らは、交通事故が恐ろしいこと、その危険性があることをよく分かっていますが、そこ以外に遊び場がなく、彼ら自身、交通事故の恐怖と向かい合わせで遊ばなければならないと言います。
そして、難民キャンプの子どもたちにとって、最も深刻な恐怖は戦争です。
しかし、他の事についても恐れを抱いています。
「僕の妹たち2人が生まれてまもなく死んでいったのは、すぐ近くに病院がなかったからだ。同じ事が、僕の弟に起こったらどうしよう、と思う。年上のいじめっ子も怖い。」
-アフガニスタン難民の13歳の少年
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◇No.2マダムの海外ザーマす便り
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☆☆「 マダムの海外ザーマす便り 」☆☆
◇◇・・E-Mailアドレスは <navan@istar.ca>
- イラストと文：夏人ウスキ -
◇◇第二回◇◇
やはり、日本人の女性の殆どが地味だったのは、年齢が上、だからだろうか。
「今更、年甲斐もなく、恥ずかしくてドレスなんて着れないわ」と思ってた方も
いたのかもしれない。しかし、それにしてもベージュやグレーの上下スーツに、
おまけ程度でつけたコサージュのファッションではあまりにもお粗末な気がする。
せっかく、めったに（日本じゃ全然）着れないドレスを楽しむ機会がここ、
カナダであるのだから、これを思う存分、楽しまない手はないではないか。
それにこちらでは年齢なんて気にする事、全く無
いのだから。
だって５０くらいのこっちのおばさん社員だって黒にラメの袖なしのミニスカート
はいてるんですよ。そりゃ、もちろん、そういったおばさんはこの日のために
「より美しいスタイルでドレスを着こなしてやろう」と日夜ジムでせっせと
トレーニングしたりして頑張ってるから着れる、といった事実もあるけれど．．．。
でも、日本人
のオバサン方なんか、ただでさえ年齢より若く見える利点が
あるのだから、「ここは大
和撫子も負けずと大いに張り合わなくちゃ！」
なんて、思いませんかねぇ？
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今や日本のファッションセンスはニューヨーク、パリ、ミラノ、トーキョーと
並んで呼ばれるほど、成長、成熟してきている。
しかしながら、毎年、毎年、新しい流行を見つけ、追い求めるのがすごく上手
なのに対し、究めてベーシックなフォーマルのファッションに対しては
まだまだ研究すべき点が沢山あるような気がする（もちろん、文化の違いで
パーティーがあまり無いというネックがあることは事実だけど、結婚式を始め、
まだまだいろいろ、日本人だってフォーマルをもっと本格的に楽しむチャンスが
いっぱいあると私は思うのだが．．．）。難しい事はあまりわからないけれど、
とにかく、オバ
サンももっとドレスを楽しむべきです。
長い、ピタッと自分のラインにはまるドレスな
んか着てみて下さいよ！
思わずお腹もヒューッと息を吸って凹ましたくなるし、背筋だ
ってシャンと
伸ばしちゃったりして、本当に研ぎ澄まされた感じになるんですから！
願わくば．．．来年のパーティーでは「今日のミセス○×は美しい」なんて
言われて、
すっかり悦に入ってるジャパニーズマダムが一人でも
増える事を．．．！！
by 夏人ウスキ
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