インドようこそ

初めてインドを訪れたのは平成14年1月だった(一人旅だった)
あれから何回インドに行ったのだろう。
すっかりインドのはまってしまっている。
平成16年10月にはガンジス川の源流を目指しヒマラヤの懐、シバが天空から降臨したというゴームクを訪れたときのことは鮮烈だった。
10月とはいえ高度4,000M地点は氷河の最終地点でもある。サドー(行者)がこの地でテント暮らし(夏の期間だけ)をしている。
翌日、カイラス山(私のあこがれの山)をこの目で確かめたいとトポバン登頂のためにサドーにお願いして潅木で作ったテントに泊めて貰った。
このテントはすごかった。潅木にビニールシートをかけただけという粗末なテントだった。
4,000M高度の夜は天空の星が瞬き落ちてくるのではと思うくらい!宇宙を感じた。そして、強烈な寒さも体験した。

平成18年1月にもデリー→カルカッタ→カトマンズー
ネパールでマウンティン・フライト(双発機で早朝気流の良い時間にヒマラヤを空から観光)も思いで深い。

平成19年11月は南インドを旅してきた。
インド最南端のカニャークマリでは太陽の強さを感じた旅だった。
人々は太陽を避ける生活をしている。夏の太陽の強さは強烈なんだろう。太陽が沈むと人々は活気が出てくる。
緯度の高い地方とは大きく違う生活がある。
太陽の下で活動することは生命を危険にさらすことなんですから、昼寝は身体に大切なことなんですよねー。
最初に感じたインド人は怠け者?ではなくインドで生き抜くための生活の知恵だったのです。
赤道に近い砂漠地方や熱帯地方は月を象徴するイスラムの世界が広がっているわけが少しだけ分かった気がしました(現実にはもっと複雑で難解だと感じます)。
妹尾河童(せのおかっぱ)さんが北欧から南下して気がついた窓の大きさを書いていましたが北は太陽の光を多く取り入れるために大きな窓が必要でしょう。でも、赤道近くでは太陽の熱は生活の敵ですから窓は明り取り程度の小さな窓になることを妹尾さんの巧みなデッサンを思い出した旅でした。


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