1月22日ダージリンにてヒマラヤの展望
朝5時に起床、寒気がする。インドでも高地のダジギールは温度計は8度を指していた。
ソナムと6時にホテルを出発。まだ暗く人通りもほとんど無い道をタイガーヒルに車で向かった。寒い!
タイガーヒルはダージリンから10Km近くの高台で2590mの丘の上でヒマラヤ山脈が一望に見渡せる丘だ。
我慢する事30分ようやく日の出が始まってきた。
![]() |
![]() |
![]() |
もう少しで日の出 | 日の出前のヒマラヤ山脈 | 雲が尾根にそって流れていた |
それは神々しくスケールの大きさに圧倒される
![]() |
![]() |
![]() |
カンチュジュンガ8598m | 手前の山がダージリンの街 | ピンクに染まる山々 |
![]() |
![]() |
![]() |
タイガーヒルの日の出 | 見事なピンクのヒマラヤ山脈 | 雲の上からエベレストが見える |
その美しさは言葉では到底表わせられないだろう。大自然の力の強さをちっぽけな私は息を呑んで見詰め続けている。
![]() |
カンチェジュンガがルビーに輝き私は声もださず、あきもせず、見詰め続けた。 厚い信仰心を生み出した山々を見詰め続ける私。 私はこの一瞬のためにここにいるのだ。 素晴らしきヒマラヤ山脈、ありがとう |
私は圧倒され続けた。ヒマラヤ山脈の偉大さに圧倒され続けていた。なんて美しいの!あなた達は!
帰り道、信仰心で満ち溢れた人々に遭った。
帰りの神院で私は額に赤いパウダーと右手に赤い紐を巻いてもらった。子供も若人も老人も祈りをささげていた。
![]() |
![]() |
![]() |
ダージリンの神様 | 老いも若きも信仰篤き人々 | ソナムも私も額に付けたもらった 赤いパウダー これはチベット神院 |
ソナムはチベット神院では五体倒地(字が違うかも)して神に祈りをささげていた。私も真似をした。子供の修行僧の祈りの中で。
![]() |
![]() |
![]() |
チベット神 | チベット神院の御本尊 | ミルクティーをご馳走してくれた 修行中の子供達ありがとう |
信仰心、それが生きがいなのですね!あなた達は
私は私達日本人は何か大切な物を置き去りにしている。生きているということに対する大切な事を置き去りにしているのかもしれない。私はこの寒さとこの人々とこの祈りを見て考えている。
ダージリンの日本山妙法寺に出かける事にした。
住職の田中さんはここダージリンに25年以上も住んでいるという。温かく迎えてくれてお昼ご飯をいただく私は幸せだなー。
お寺は丘の上にありダージリンとヒマラヤを一望で見渡せる場所にあり信仰心の強い人々が祈りをささげていた。
田中お上人はパソコンにも詳しくインドからのホームページのアップロードは大都会でないと無理だそうだ。
電話回線に問題がありお上人のパソコンもインターネットの閲覧は画像は省いて見ているそうだ。
メールも文字だけを送っているぐらい速度が一定していなく途中で回線が切れるために苦労しているらしい。
モデムがハイスピードでも回線に問題を抱えているらしい。
インドからのUPロードをあきらめる事にした。
ところで田中さんもカルカッタに行くそうだ。しかも同じ列車で、何という幸運なんでしょう。ラッキーな私です。
![]() |
![]() |
![]() |
ダージリンの仏舎利塔 | 田中お上人 | 妙法寺で祈る人 |
一人歩きながら日本山妙法寺を後にした、ダージリンの街は私の思い出に残る街になるだろう。
![]() |
![]() |
![]() |
汽車と平行の道路 | 野菜を売る人 | ソナムのホテル |
ダージリンの街は鎌倉を走る江の電のように道路と線路が並行に走っている。レールの幅は狭く蒸気機関車が今も走っている。ソナムのホテルの人達は私に大変気を使ってくれて本当にありがとう。
ホテルグランダのみんなとソナムとソナムのお父さんやさしいもてなしありがとう。