1月19日(ラジギールからパトナ、夜行列車で一泊の旅)

朝6時に朝食、その後パトナへ出発する。
昨夜は石の梱包で睡眠時間はほとんど取っていない。たぶん3時間ぐらい、辛い1日になりそう。
ジャムナジーが迎えに来た。チャイを飲んで出発。朝食は道中の途中で取ることになった。

パトナで観光を考えていたのだけれどエアーメール発送の準備がまだ出来ていない。
ジャムナジーにお願いしてパトナで発送に必要な切手とラジギールで手に入れる事ができなかったエアーメールの封筒を手に入れる事にした。
「ノープロブレム!封筒も切手もパトナOKよ!友達沢山!」
道中は道も思ったより良くレストランでチャパティーとカレーとヨーグルトの食事、ジャムナジーはチリ(緑色の唐辛子で生でかじる)を、私もチリはいけるようになってしまっていた。辛いけれど一味違う美味さになってしまうんだ。

偉大なガンジス川を右に見ながらパトナへ向かう

デッキにまでぶら下がっている。
すし詰めの列車(ブレてゴメン)
オートリクシャとリクシャで
一杯のパトナ
騒音のパトナ

乾季だというのに昨夜の雨で道路はグチャグチャ!
トラックは甲高いエアーホーンを鳴らし、バスは車掌が怒鳴り、タクシーはクラクションを鳴らし、オートリクシャはピーピー鳴らし、リクシャはベルを鳴らし、馬車は悠然と避けもせず、パトナは騒音と全ての乗り物がごちゃ混ぜの混雑で大渋滞!1世紀タイムスリップした騒然とした街だった。

ジャムナジーが友達のレストランに連れていってくれた。

レストランクラシック マスターと彼の弟
(手伝ってくれた)
ジャムナジーの友人と家族

レストラン・クラシックはジャムナジーの大の親友の店だ。マスターの弟さんと従業員が手伝ってくれて石の発送も終った。
「所さん、エアーメールはラジギールから出すね!郵便局は友達!スタンプを押す時に石に当って破けると大変!友達に頼むとOKね!」ジャムナジー
さすがにジャムナジーの威力もパトナでは効かないみたい。
ここのレストランのお薦めはヌードル(ヤキソバ風)とミルク粥で、夜食のチャパティーとカレーは後で列車の中で食べたのだけど涙が出るほど美味しかった。(大変だったんだ列車に乗るまでが・・・この後書くから)
郵送には軽くするために予定とはだいぶ違った形になってしまって皆さんごめんなさい!石が届かなかったらメールしてくださいね!不安な今の心境の私です。

食事中の人々(パトナ街) パトナの露天床屋 道中で馬車で移動の人

パトナからの列車は遅れに遅れて4時間、パトナの駅を列車が出発したのは夜中の1時30分。
寒い駅でジャムナジーも一緒に列車が来るのを待っていてくれた。彼はこれからラジギールに帰る。1時間近くかかるだろう。彼の朝は4時半起床だ。寝る時間がまったく無い。私は彼に早く帰るように言ったが、彼は聞き入れず列車が来るのを辛抱強く一緒に待っていてくれた。
おかげでプラットホーム変更のアナウンスは私には理解できなかっただろう。ジャムナジーのおかげで私は列車に乗る事ができた。
ありがとう。ジャムナジー。ありがとうパトナの友人達。私は列車の中でクラシック・レストランの人達が作ってくれた夜食を食べている。美味しい。涙が出そう。

1月20日に続く