夏の日の思い出／山口健夫（実弟）
「お兄さん、ありがとう」／高橋旺巳（実妹）
『俳優論』が出るまで／串田孫一（作家）
戸板さんとの思い出／尾上梅幸（歌舞伎俳優）
ハンカチの鼠／谷村裕（元・大蔵事務次官）
「ボタンを押さねど越後の獅子は」／須田考二（株式会社須田鉄会長）
康二さんと私／青木英夫（戸板学園理事長）
追悼に代えて――小評伝（昭和12年まで）／林えり子（作家）

戸板君の思い出／福田元次郎（三田歌舞伎研究会会長・北隆館社長）
三田の戸板康二／下條吉次郎（朝日放送株式会社社友）
折口信夫門下としての戸板さん／西村亨（慶應義塾大学名誉教授）
その面影／小泉タエ（エッセイスト）

ゆくりなくも／篠原千嘉子（元明治製菓・日本演劇社社員）
歌舞伎研究会の先輩（遺稿）／三田純市（作家）
めぐり会えた幸せ／高木悦子（山水高等女学校教え子）
課外授業？／菊池昭江（山水高等女学校教え子）
塗りのお弁当箱／田北和子（山水高等女学校教え子）
すばらしい人との五十三年／戸板当世子（夫人）

戸板さんへの感謝／岡野弘彦（歌人）
戸板君とのこと／木下順二（劇作家）
戸板さんの "註"／河東まり子（元・日本演劇社社員）
戸板先生へ／花柳福邑（舞踊家）
三十になるやならいで／舘野善二（邦楽評論家）
思い出すことども／阿部優蔵（演劇評論家）
私の中の３章／須貝正義（評論家）
六代目の最後を共有／佐貫百合人（演劇評論家）
わが師・戸板さんの思い出／草壁久四郎（映画評論家）
厳しさと、あたたかさ／野口達二（劇作家）
街の背番号／岡本経一（青蛙房主人）
芝居の写真と先生／吉田千秋（写真家）
心の師戸板さん／寺川知男（演劇プロデューサー）
戸板先生のこと／糟谷道明（都民劇場理事長）
戸板康二君と私／巖谷大四（文芸評論家）
オオクラショウカイ／藤田洋（演劇評論家）
マイクと補聴器／阿木翁助（劇作家）
戸板さんの思い出／依光孝明（演劇ジャーナリスト）
パリゼット／町田仁（日本放送作家協会会員）
手紙／尾崎宏次（演劇評論家）
良識の人／矢代靜一（劇作家）
戸板さんのご好意／秋山加代（エッセイスト）
あの日のこと／池田てい子（池田弥三郎夫人）
「酒中日記」／大村彦次郎（短歌研究社社長）
万里の長城の思い出／岩井半四郎（歌舞伎俳優）
戸板先生からの宿題／関場匣子（伊馬春部次女）

座談会「先生のお嬢さん」

入船亭扇橋（落語家）／ 永六輔（作家）／ 江國滋（随筆家）／ 大西信行（劇作家）／ 小沢昭一（俳優）／ 永井啓夫（日本大学教授）／ 柳家小三治（落語家）／ 矢野誠一（演劇評論家）


猫と兎（遺稿）／神吉拓郎（作家）

東宝時代の戸板さん／堀江史朗（元・東宝映画プロデューサー）
戸板先生と東宝／渡辺保（演劇評論家）
やさしい方／十返千鶴子（エッセイスト）
ハーヴァードへの招待／尾上九朗右衛門
「僕がネフリュードフ、君はカチューシャ」／波乃久里子（女優）
戸板康二さんと悼む／河竹登志夫（早稲田大学名誉教授）
戸板康二氏を追悼する／坂本朝一（国際演劇協会日本センター会長）
『ベルサイユのばら』と戸板先生／植田紳爾（劇作家）
「リラの会」のころ／双葉十三郎（映画評論家）
戸板先生をお偲びして／小林公平（阪急電鉄会長・宝塚歌劇団会長）
戸板先生に捧ぐ／葦原邦子（歌手）
戸板さんの思い出／倉橋健（早稲田大学名誉教授）
永遠の御招待／山川静夫（エッセイスト）
洗足駅前のポスト（遺稿）／吉行淳之介（作家）
さようなら、兎たち／椎名たか子（「ザ・クレードル」）
男人魚姫／関容子（エッセイスト）
戸板先生の思い出／鈴木治彦（フリーキャスター）
厳しゅうて、やがてやさしく／久保田伸子（エッセイスト）
戸板さんに初めて会った日／小幡欣治（劇作家）
夜更けのタクシー／菅野和子（劇団民藝制作部）
戸板さんの思い出／水落潔（演劇評論家）
光の中の書斎／矢部美智代（童話作家）
節目／上野悠子（女優）
芝居のはじまりと終り／金子信雄（「マールイ」主宰）
「マールイ」との御縁／丹阿弥谷津子（女優）

昭和54年の日々／七尾伶子（女優）
パイプの駄洒落／桂米朝（落語家）
めがねふき／榎その（漫画家）
先生の声色／加藤武（俳優）
ある姿勢／岸田今日子（女優）
小春／大谷ユキ江（「小春」）
戸板さんのノート／森田誠吾（作家）
限りないやさしさ／谷口常雄（駸々堂）
幾つかの旅／久野浩平（演出家）
「今日は」はもう云えない／野中マリ子（女優）
先代金馬の「居酒屋」／田中カヅイ（「Ｆ」）
酒席めぐり／小田島雄志（東京大学名誉教授）
戸板先生とリズム／清水邦夫（劇作家）
さりげなく……／小宮暁子（「演劇界」編集長）
やさしかった先生／近藤富枝（作家）
厳しさの中の優しさ／市川紅美（モダン・ダンサー）
戸板康二先生と当世子夫人／アキコ・カンダ（舞踊家）
「戸板先生へ、アレクサンドルより」／神田邦彦（開成学園教諭）
滋味あふれる文人として／岡本文弥（新内岡本派後見）
秀句のごとく／加藤剛（俳優）
同姓の先生／山口瞳（作家）
戸板さんのこと／永山武臣（松竹会長）
山の手なまり／村松英子（女優）
句会の軽口／富士眞奈美（女優）
始めと終り／吉川志都子（三月書房）
先生と小泉さんのこと／阿部達児（文藝春秋）
雅楽にも解けない謎／関根徹（文藝春秋）