忘れじの美女
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忘れじの美女
(オール読物・昭和62年2月)
食べ物との出会い
(明るい仲間・昭和62年3月)
むかしみたお能
(現代能楽・昭和61年11月)
梅原龍三郎「雲中天壇」
(一枚の絵・昭和62年3月)
ファンの電話
(経済往来・昭和62年9月)
旅行のおとも
(短歌・昭和62年11月)
たのしい失言
(日矢・昭和62年10月)
芸能人のエスプリ
(すばる・昭和62年10月)
椿荘からの手紙
(オール読物・昭和62年11月)
江戸のアイドル
(別冊小説新潮・昭和62年12月)
なつかしい帝国ホテル
(インペリアル・昭和61年12月)
2
わたしの十二句
- 追羽子やかむろがをどるあけの鐘
- 修二会はや白々明けの熱き粥
- 灯に映えて五対ならびし雛の顔
- 春の風木戸の木札の香りけり
- 堂守のちさき欠伸や暮の春
- 廃帝の浅きねむりやほととぎす
- 巴里祭神父の卓の赤ワイン
- 一陣の風本坊の夏座敷
- 色褪せし母の写真よ震災忌
- 秋天や貴妃のゆあみの池ここに
- 山崎はおかるの在所冬うらら
- 海がすぐ下に来てゐる障子かな
(諸君・昭和62年1月より12月まで)
鷹羽狩行さんの句集
(狩・昭和62年4月)
江國滋さんの句集
(俳句・昭和61年11月)
三池泉さんの句集
(暖流・昭和62年9月)
鈴木真砂女さんの句集
(俳句・昭和63年1月)
磯貝碧蹄館さんの句集
(俳句・昭和62年2月)
俳句ちょっといい話
(淡交・昭和60年7月)
3
ウサギ十二題
- コレクション
- ローマの理髪師
- ことしの年賀状
- 飼いウサギの経験
- ウサギの女優
- ふしぎなウサギ
- とにかく
- 五代のウサギ
- 「守株」の故事
- 中国のことわざ
- 歌舞伎のウサギ
- ウサギの俳句
(銀座百点・昭和62年1月より12月まで)
わが家のウサギ
4
共演奇縁
- 『日向嶋』の景清
八代目松本幸四郎と竹本綱太夫
- 『西郷と豚姫』
七代目松本幸四郎と二代目実川延若
- 『阿古屋琴責』
六代目坂東彦三郎と三代目坂東秀調
- 『楊貴妃』
水谷八重子と瀧沢修
- 『延命院日当』
六代目尾上菊五郎と花柳章太郎
- 『縮屋新助』
初代中村吉右衛門と二代目市川松蔦
- 『鈴ヶ森』
四代目澤村源之助と河合武雄
- 『一葉伝』
中村歌右衛門と東山千栄子
- 『国訛嫩笈摺』
三代目中村梅玉と八代目澤村訥子と二代目河原崎権十郎
- 『心中紙屋治兵衛』
初代中村鴈治郎と十三代目守田勘弥
- 十五代目市村羽左衛門と十二代目片岡仁左衛門
- 『廿日鼠と人間と』
三代目市川段四郎と尾上九朗右衛門
(演劇界・昭和62年1月より12月まで)
七代目三津五郎
(演劇界・昭和62年9月)
八代目團蔵
(演劇界・昭和62年5月)
松緑の文化勲章
(共同通信・昭和62年11月)
孝夫・玉三郎
(鳩よ・昭和63年1月)
歌舞伎百年の役者たち
(演劇界・昭和63年1月)
歌舞伎座走馬燈
(日経・昭和62年11月)
新派と私
(新橋演舞場プログラム・昭和62年6月)
新国劇・英断
(毎日・昭和62年9月)
「三婆」の魅力
(芸術座プログラム・昭和62年7月)
きわめつき「放浪記」
(芸術座プログラム・昭和62年11月)
「京舞」
(観世・昭和62年12月)
「泥かぶら」の感動
(新制作座プログラム)
あとがき
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三月書房
昭和63年5月10日発行
242ページ 1500円
装幀:福井三知
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