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松井須磨子(文春文庫)


序曲

  1. 生れた村
  2. 家系
  3. 再度の結婚
  4. 文芸協会
  5. 芸名
  6. 講義
  7. ノラ
  8. マグダ
  9. 退会
  10. 愛の誓紙
  11. 芸術座
  12. カチューシャ
  13. 絶頂
  14. 抱月の死
  15. 孤独
  16. 自決
  17. 新聞記事
  18. 死の推理
  19. 遺書
  20. 反響

終曲

あとがき


松井須磨子


文春文庫

文藝春秋
1986年1月25日発行
259ページ 380円

装幀:柴永文夫
カバー図案:松井須磨子「牡丹刷毛」
(大正3年7月新潮社刊)

★ 昭和38年12月、河出書房刊『女優の愛と死』[書誌]の文庫化。

カバー紹介:
カチューシャ、ノラ、サロメ……数々の当り役を演じて一世を風靡した女優・松井須磨子は、大正8年1月、有楽座「カルメン」の舞台を終えたあと、32年の生涯にみ ずから幕をおろした。前年11月病死した恋人であり師である島村抱月の愛に殉じた死であった。近代演劇史上、最初にして最大のスターの華麗な足跡を追う傑作評伝。