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元禄小袖からミニスカートまで


まえがき

第一章 江戸の女たち
―延宝から幕末まで―


  1. 泰平の生んだ文化
  2. 呉服を商う店
  3. 役者ごのみの意匠
  4. 廓の女の風情
  5. どこにもいる女の群れ
  6. 庶民の髪の美学
  7. 目につく緋ぢりめん
  8. 好まれた小紋
  9. 写楽と南北の時代
  10. 鬼の水野越前
  11. かぶりもの・はきもの

第二章 幕末から維新へ
―幕末から明治二十年まで―


  1. はじめて見た異人
  2. 西洋のにおい
  3. 文明開化の音がする
  4. 服装の " 混血児 "
  5. ああ鹿鳴館

第三章 和洋混合ハイカラ時代
―明治二十年から大正十二年まで―

  1. 上等舶来の唐物
  2. 久しぶりの元禄模様
  3. 女学生のリボン
  4. 名妓の絵びら
  5. 美人コンクールと女優劇
  6. 新しい女の生き方
  7. カフェとオペラ
  8. 文化と名がつけば

第四章 新興の文化生活
―大正十三年から昭和二十年まで―


  1. 婦人洋装のあけぼの
  2. 復興の槌音
  3. 女性の街頭進出
  4. トーキーと軽演劇の時代到来
  5. モボ・モガと男装の麗人
  6. 耐乏の長い年月

第五章 ファッションのあけぼの
―昭和二十年から昭和三十年まで―


  1. 序曲はリンゴの歌
  2. 真知子と女湯
  3. 茶の間のテレビ
  4. 主婦のレジャー

第六章 風俗の国際化
―昭和三十年から現代まで―

  1. 新しい日本風景
  2. 直輸入のファッション
  3. ビートルズが来た
  4. ミニ・スカートのひざ
  5. 万国博とジャンボ
  6. 若者ときもの


元禄小袖からミニスカートまで


サンケイ出版局
昭和47年11月13日発行
254ページ 650円

カバー絵:宮本三郎(表)
     三代豊国(裏)
カバーデザイン:宮本三郎