元禄小袖からミニスカートまで
まえがき
第一章 江戸の女たち
―延宝から幕末まで―
- 泰平の生んだ文化
- 呉服を商う店
- 役者ごのみの意匠
- 廓の女の風情
- どこにもいる女の群れ
- 庶民の髪の美学
- 目につく緋ぢりめん
- 好まれた小紋
- 写楽と南北の時代
- 鬼の水野越前
- かぶりもの・はきもの
第二章 幕末から維新へ
―幕末から明治二十年まで―
- はじめて見た異人
- 西洋のにおい
- 文明開化の音がする
- 服装の " 混血児 "
- ああ鹿鳴館
第三章 和洋混合ハイカラ時代
―明治二十年から大正十二年まで―
- 上等舶来の唐物
- 久しぶりの元禄模様
- 女学生のリボン
- 名妓の絵びら
- 美人コンクールと女優劇
- 新しい女の生き方
- カフェとオペラ
- 文化と名がつけば
第四章 新興の文化生活
―大正十三年から昭和二十年まで―
- 婦人洋装のあけぼの
- 復興の槌音
- 女性の街頭進出
- トーキーと軽演劇の時代到来
- モボ・モガと男装の麗人
- 耐乏の長い年月
第五章 ファッションのあけぼの
―昭和二十年から昭和三十年まで―
- 序曲はリンゴの歌
- 真知子と女湯
- 茶の間のテレビ
- 主婦のレジャー
第六章 風俗の国際化
―昭和三十年から現代まで―
- 新しい日本風景
- 直輸入のファッション
- ビートルズが来た
- ミニ・スカートのひざ
- 万国博とジャンボ
- 若者ときもの
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サンケイ出版局
昭和47年11月13日発行
254ページ 650円
カバー絵:宮本三郎(表)
三代豊国(裏)
カバーデザイン:宮本三郎
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