劇場歳時記


新年

春芝居東西
團十郎の目玉
晴着
荒事三つのテーマ−
三番叟
菊五郎正月記
羽子板
金屏風
ぼくの「邯鄲」


春

春の祭り
源氏の春
青竹の手すり
飾り雛
花道のかげろう
階段
大名役者
本腹
紅絹の色の記憶
ことしの花
舞台の桜
道成寺
「さくらさくら」
「楼門」の美学
桜餅
花四天
壬生狂言
祇園の皿
梅蘭芳
松井須磨子の電話
身替坐禅
三兄弟の弁慶
菅秀才のらくがき
ある遍路の死
九段の季節
劇場の猫
宿屋の芝居


夏

夏芝居の変化
芝居国雷雨
海の見える劇場
笠と傘
扇
舞台の水
夏祭
片身の鰹
老人
螢
役者の汗
無礼講
かんちがい
時は今
陽明門の芝居
明治びとのイメージ
ひまわりの絵
花火
におい
お行の松
宿世
たそがれ
ちぎれ雲
みやらび


秋

人工の月
秋の扇
サーカス
夜長
修行講
モスクワ夜寒
プロムプター
候文の芝居
役者絵・芝居絵
典雅
夜空
「世阿弥展」にて
紅葉
一本の映画
老舗
二等車のボックス
狂言印象
寄席の季節感


冬

マッチ箱の雪
アマノヤ・リヘエ
橋がかりの日ざし
顔見世
カーテン・コール
夕鶴余情
鉢の木
近松忌
マスクの客
十二月十四日
忠臣蔵の夢
清潭翁の死
文士劇
マルソー三題
天勝の国
ある感慨
風炉先屏風



あとがき

読売新聞社
昭和45年８月１日発行
283ページ　600円

装幀：山田伸吉

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