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今は桜やケヤキやどんぐりのなる木の並木道になっていて、夏にはセミ時雨のBGM付きの涼しい 木陰の道になります。 昨日、通ると、桜は散り敷き、雪柳は真っ白、山吹がぽつぽつ咲きはじめていました。 でも、ちょっと何だかつまらない道になってきたな・・・、と感じました。 なぜだろう。 木々や植え込みの間をやわらかく埋めていた下草が除草剤か何かで除かれて、べったりと土 色になり、代わりにパンジー、チューリップ、デージー、金盞花などが四角くぎっしり植えられて 満開です。ホームセンターで売られている花ばかり。 それらの花もきれいだし、好きだし、精一杯がんばって咲いてくれているんだけど・・・。 イヌノフグリ、はこべ、カタバミ、ホトケノザ、タンポポ、多くの名前を知らない草や小さい花、 野の草たちよ、どこにいったの? あなたたちがいないと、なんて淋しい道だろう。 お役所のこの道を整備している方にお願いします。 除草剤のダメージを乗り越えて再び野の草たちが生えてくるとき、どうか、その命を大事にして あげてほしい。管理が大変なのかもしれませんが。 僅かにとり残された端っこのペンペン草とカラスノエンドウを摘んできた。 |