津軽鉄道のおもいで(2)
”シャッターが切れない!”

津軽鉄道訪問は、高校1年の冬休み。
導入直後の新鋭機”NikonF−501”で、意気揚揚と撮影に挑みました。
電池は単三型4本、パワーのある”アルカリ”を奢りました。

積雪はそうでもなかったのですが、日中でも薄氷が張るほどの寒さ。
お目当てのストーブ列車がやってきて、かじかむ手でシャッターを押したものの、
な・なんと、”シャッターが切れない!”
Nikonには絶対の信頼を寄せていたのに・・・
行き場の無い怒りに打ち震えたのでありました。

その後の撮影を諦めかけたのですが、
しばらくしたら、なぜかシャッターが復活!
不安を抱えつつも、無事に撮影をする事ができました。

シャッターが切れなかったのは、”寒さによる電圧の低下”が原因。
アルカリが寒さに弱いのを知ったのは、
それから大分あとになってからの事でありました(苦笑)



津軽鉄道 GALLERY11
  TOP  NEXT