1994年ダイヤ改正前までは、
志度線は高松築港まで直通運転されており、
長尾線は瓦町止まりであった。
そして、現在の大町行きは八栗止まりだった。
志度線は、瓦町で方向転換となるわけだが、
ひどく不効率な運転形態だな・・・と、思ったものだった。
(現在、志度線:瓦町止り、長尾線:高松築港直通)
長らく眠っていたモノクロームのネガを見ると、
今となってはヨダレものの古豪たちの姿が、
そこに写しだされていた。
晩年は予備車であった、81、850。
分断で顔合わせ不可能となった、元山形交通870、890。
22号には、飾り窓跡のR並びのリベットを見ることができる。
吊り下げ式であった行き先表示も懐かしい。
10年後の瓦町の変貌ぶりは、凄まじいものであった。
この頃の瓦町の面影は、どこにも残っていなかった。
しかし、古豪たちは、変わらずに走り続けていたのである。
時代の波に、懸命に逆らいながら・・・



手前3番線に325号八栗行き、奥5番線に345号長尾行き、4番線には走らん君65号の姿も・・・



琴電オリジナルの335号と130号。彼らが琴電の歴史を支えてきたのです。



元山形交通の870号と890号。讃岐の地で働くことになるとは、夢にも思わなかったことでしょう。



古豪揃い踏み!どっちもいい顔してます。



瓦町駅舎の裏側は、こんな感じ。改札を出ると、すぐ手前に構内踏切がありました。



琴平線の夕方の増結運用に、5000形が登場!



夕闇迫る瓦町。間もなく夜の通勤ラッシュを迎える。

思い出の瓦町