新潟交通


どっひゃ〜!小田急電車が道路を走ってきた〜!!
都心を駆けていた電車が、新潟の路地を走る様には興奮しましたね〜。ナショナルの看板が懐かしいですね。

信濃川の支流、中ノ口川に沿うように敷設された”新潟電鉄”
東関谷〜白根間が、昭和8年4月1日に開業、
東関谷〜県庁前(後の白山前)が7月28日、白根〜燕間が8月15日に開業し、
大正14年7月に”中ノ口電気鉄道”として発足以来、
9年の歳月を費やして全線が開通した。

万代橋を渡って新潟駅まで延長する計画があったが、
昭和12年に勃発した日支事変の影響を受け、物資不足のため実現されず、
昭和33年に免許を失効し、新潟駅の乗り入れ計画は幻となった。

昭和38年をピークに、モータリゼーションの影響で乗客減に歯止めがかからず、
様々な合理化で線路を維持してきたが、平成11年に惜しまれつつ廃止された。
廃止日時と区間は以下の通りである。

平成4年3月20日:白山前〜東関屋間(2.6km)
平成5年8月1日:月潟〜燕間(11.9km)
平成11年4月4日:東関屋〜月潟(21.6km)


新潟交通名物、”電動貨車モワ51”と”モハ16”を前に、弟と一緒に記念撮影。


平成元年12月、青春18きっぷ&”ムーンライトえちご号”で、実弟と共に新潟交通を訪問致しました。
この日は、ぱっと晴れたり、急に雪が舞ったりの”猫の目天気”
越後線の関屋駅から新潟交通入りし、併用軌道の撮影からスタートしました。
目の前に展開する”信じ難い光景”に、夢中で電車を撮影したものです。

昼過ぎにもなると、夜行列車の疲れがどっと出てきて・・・
帰りの電車の時間の都合もあり、早々に撤退。
その割りには、満足のいく撮影結果であったと思います。

それでは、白山前駅・併用軌道・東関谷車庫の情景を中心にご覧下さい!

撮影データー:Nikon F−501 AFNikkor28-85mmf3.5〜4.5 ネオパン400プレスト

新潟交通 No.1