特集6

愛すべき名鉄支線


かつて「名鉄支線区」といえば、末端までパノラマカーや転換クロスシートを装備した急行車が走っている印象が強かった。「国鉄」とは一味違うサービスに大変、魅力を感じたものです。それが、いつの間に「直通廃止」「急行廃止」「本数削減」(中には「非電化化」)といった図式を辿り・・・2001年9月をもって2線・2区間が廃止されてしまった。特に、鉄道ファンに人気のあった揖斐(黒野〜本揖斐)・谷汲線の廃止は言葉に言い表せないほどショックだった。「特集6」は、「週替わり写真館」の拡大版からはじめ・・・順次今まで撮った写真を追加してゆく予定です。


その1

名鉄廃止予定線点描

2001−9-14〜15撮影

谷汲にて7:32

1928年製のモ754で通学する中学生。彼女の『祖父母』に乗って通うのも・・・あと少し。

「これくらい」が、拙者の近寄れる限界かも知れません・・・。


谷汲にて モ754運転台

THE ENGLISH ELECTRIC Co.Ltd LONDON 

DICK KERR SYSTEM

う〜ん・・・!電車ファンにはたまらない「逸品」です。モ751の方は東洋電機製が付いています(雑誌等でもそうなっています)。この辺りの「経緯」が気になります。754は一度、片運化されてから再度両運ワンマン化された経歴が気になります。圧力計の文字盤に目をやれば・・・なんと「kpa」表示です!「歴史」がここに刻まれています。


黒野にて

この表示・・・いつまで残るかな?「名」の独特の書体は、かつて国鉄貨車等の車体標記でも多く見られましたね!


本揖斐駅前喫茶店にて

名古屋から、ちょっと離れているのでボリュームはたいしたことありませんが・・・「小倉トースト」付きの「モー・セット。」


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本揖斐にて

名鉄流「パークアンドライド」の努力も空しく・・・。

廃線後は、どうなるのでしょうか?


「弓形イコライザ」魅力のアングル・・・本揖斐にて

一体圧延車輪に交換されているが・・・右は、「タイヤ部分」が僅かしか残っていない!

多分、日車製のBW台車と思われる。車体端面と同じような「エンド表示」が大変珍しい!


同じ、揖斐線でも黒野以東の存続区間にはこのような立派な電車が走ります。

小さな車体に、可動ステップやいかめしい連結器など「フル装備」です!

「広告の主」は・・・四国の大企業です。高松市内某所のオーナー?宅は(゚.゚)


ローカル駅然とした黒野駅の雰囲気は、そのまま残る。モ750形も、予備車として暫くここで見られそうだが・・・。

 


長瀬駅駅舎内の時計

地元小学校から寄贈されたもの。悪戯防止?のために、なかなか凝ったつくりの保護プレートが取り付けられている。廃線後も、バス待合室の時計として生き続けるのでしょうか?左の広告・・・ひょっとして「無断掲出」?


黄昏の揖斐線中之元に進入するモ751


八百津線 明智〜兼山口の踏切(車輌通行不可)

ウン?架線が無いからもう廃線・・・(?_?)


立派な八百津駅前

これで廃線なんて・・・「示し」が付きません!

 キャノンディジタルカメラ S10にて撮影


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