特集3入口

わだいのくるま

「出張先」の「ボンネット特急」のサイトで、3800ヒット記念画像に東急3800形が掲載されました。これは、名車5000の登場直前に総数2両のみが製造された。個性的スタイルで、時期的には「過度期」で「希少性」も充分でした。しかし技術的には、半鋼製で画期的な軽量化を達成した5000とは対照的に従来車と変わりなかった。従来から、地方私鉄への譲渡が多かった東急の旧型車ですが十和田観光電鉄にも何両かが譲渡されました。十和田には1978年の訪問以来ご無沙汰でしたが車で「全国行脚」をはじめた頃に、ちょっと撮った記憶がありネガを捜したところ出てきました。残念ながら、これが「3800」でないことは一目瞭然ですが1978年の訪問以後たった1枚(?)の十和田観光の写真です。これも、決して「好ましい改造」ではありません。「資料」※をひっくり返したところ経歴が判明致しましたので下記に掲載しました。この写真以後、電車ファンたる私がこちらをほったらかして「縦貫」に心酔してしまいました。この写真は1991年のGW、はじめて車での東北一週の初日に通りかかったときのものです。車でのロケハンに慣れていない上にこれといった「名所」もなく 車両もイマイチでした。

肝心の東急デハ3801/3802はこれより早く1981年にクハ3810(東急クハ3855⇒十和田クハ3811)と共にやってきたが「醜い改造」を受けてしまった(⇒十和田モハ3809/3810)。

・・・それで、1978年に訪問したときの写真と資料がやっと出てきました(^o^)。前置きが長くなりました

いよいよ11月14日、開業1ヶ月を記念して登場!次へ

※参考文献(特集3を含む):鉄道図書刊行会「私鉄車両めぐり特輯2」「鉄道ピクトリアル477、636」

十和田観光電鉄モハ3603+クハ3802  1991年5月 古里〜七百にて(みのるさんのご教示による・・・)

元東急デハ3655(昭17川崎)/クハ3861(昭28東急)

十和田には2400の代替で1989年にやってきた一番の新顔だが3655は当線唯一の「戦前派」である。

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