僕の推測ですが、エアーはダクト内でエバボレーター(冷却器)を通過したあとで「ヒーターコア有り」と「ヒーターコア無し」のダクトに分岐されており、エアーが再合流する場所でフラップが閉じたり開いたりし温度調節をしているものと推測しました。
この温風と冷風を切り替えるための板は、鉄の板でできています。しかし、板には穴があけられておりその穴をふさぐ形でスポンジが板の上に張られて使われています。(吹出し口を切り替える板も同じ構造です。)
で、その穴の部分のスポンジがなくなることにより、冷気と暖気の分離ができなくなり、出てくる風は冷気と暖気の混ざったぬるい風になります。それにより夏には冷却器が正常に働いていてもクーラーが効かず、冬にはヒーターコアが正常に働いていてもヒーターが効かない状態になります。

↑暖房時に冷気が混ざり暖かくない。

↑冷房時に暖気が混ざり冷たくない。
この不具合を解消すべく丸裸になったフラップにアルミテープを張りフラップの穴をふさぐという対策を行いました。
穴をふさぐために使うもの(貼り付けあったスポンジに替わるもの)ですが、フラップにスポンジを貼り付けるとまた劣化してくると思ったのでスポンジ以外の物を貼り付けようと思いました。
@手軽に加工(切断や折り曲げ)がで きること。
A熱による劣化が少ないこと(耐熱性 ・耐冷性)
B値段が安いこと。
C貼り付けができるもの。
という条件で見つけたのが
アルミテープ(数メートル巻で約700円)です。
|