Back Introduction ちょっとした話
アーシング


何かと話題のアーシングをしました。
カー用品店では、アーシングセットと称して1万円以上のものが販売されていますが、
オケチな僕なので安上がりな方法でやりました。

《使用部品》
アース用コード・・・ハイパワーなカーオーディオ(ズンドコズンドコ言わせるやつね。)用の電源ケーブル。
電線取り付け用端子

《使用工具》
ニッパ、カッターナイフ、カナヅチ、マイナスドライバ、スパナ

《コードの加工》

1.コードの被覆取り
コードを必要な長さにきり、ビニール被覆をはずします。
被覆をはずすときにはカッターで軽くビニールに切り込みを入れるといいです。

カッターで切り込みを入れる
2.コードの末端処理
コードの両端に端子をつける。端子がなくてもいいようにおもえますが、確実にコードをボディーに止めるために端子をつけた方がいいです。端子は、ネジを完全に外さないで取り付けれるようにYの字にカットします
端子はコードの芯線の大きさにあったものを使用
環状の端子しかなかったので上部を切って無理矢理Y字型にしました

ペンチでかしめるには力不足なのでハンマでたたいた後、マイナスドライバーで増し締めをします。

《アーシングコードの取り付け》

1. 取り付け場所の選定
エンジンルーム内の確認をします。まず、バッテリーのアース(マイナス)端子のアースコードを取りつけれる場所を探す。
エンジンルーム内の数ヶ所にアースコードを取り付けるので、その取り付け場所の選定。

アーシング実施済み・・・発電機(オルタネータ)本体と吸気管上部にある銀色の物体の間、バッテリーとボディー
アーシング実施予定・・・発電機とバッテリー間。発電機もしくはボディーとエンジンブロック間
コード(というか、端子の数)が足らないので二本の配線のみしました。
バッテリには既存の端子に重ねてつけました。 発電機の取りつけネジを利用してつけます。 エンジンブロックというかタペットカバーの既存アース部分に取り付け予定です。
2.取り付け場所の電位差の確認
車の車体各部とバッテリの-端子は繋がってるはずなのでどっちも0Vのはずですが、既存のアース配線の劣化等で、バッテリの「+」端子から出た電気が、各電装品に行った後でバッテリの「−」端子に戻りきれなくなります。そのため、車体各部とバッテリの「-」端子間で同じ「-」同士でも電圧の微妙な差(電位差)が生じるのです。この差(電位差)の大きなところにアーシング(アース線の強化)を施してやれば、バッテリーの「-」端子と車体各部の電位差がなくなる(電圧が等しくなる)のです。
テスタでバッテリと各部分間の電位差(電圧)を計ります。エンジンをかけた状態で、テスタの赤い端子(+)をバッテリの「−」端子につけ、テスタの黒い端子(−)でエンジンルームのアースされてるところに触れ、電位差(電圧)を計ります。
バッテリーのマイナス端子に差し込みます 発電機の本体自体もマイナスになっています。 電位差が結構ありました。
約0.1Vもありました。
3.アーシングコードの配線
上記で選んだ各部をコードで配線します
発電機と吸気管の上部をアーシングしました。 ディーとバッテリーをアーシングしました。ボディーは取り付けやすいところとして、ウォッシャータンクとクーラントタンクの間にあるボルトにつけました。
この他にも、発電機とバッテリーのマイナス端子間・吸気管の上部とバッテリーのマイナス端子間・ギヤボックスとバッテリーのマイナス端子間なども配線してやるといいのではないでしょうか?


戻る