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詰将棋おもちゃ箱パズル詰将棋
パズル展示室 No.16 やよいさん
パズル詰将棋
パズル詰将棋

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
邪魔駒は何枚? 30手台
パズル詰将棋ではパズル的な作品を出題

パズル展示室No.16 やよいほとんど裸の王様に超強力な攻撃陣。 しかし、前線の金銀のために大駒がなかなか使えません。 そこで、どのような順番でほぐしていくか、というのが本作のパズル。

ゴールを想像するのは難しいですが、初形の駒配置を良く見ると、ぼんやりと見えてきます。 怪しいのは56の成香。 これを53の飛で取ることを想定すると、55の馬がそれを邪魔しています。 57龍の横利きを通すためには、47の馬も捌きたいところ。金銀を捨てていくと入玉されるので、順番としては47の馬が先、それから55の馬というようになりそうです。

ここまで見通せたら、あとは実際に消していくしかありません。

  15金、同玉、26金左、14玉、15金、同玉、

これで26と37が空いて、47馬を捌くことができるようになりました。

  37馬、14玉、15馬、同玉、

次に55の馬ですが、46の銀が邪魔をしています。

  26金、同玉、37銀、16玉、27銀、15玉、

37銀に15玉なら26銀、同玉、27龍、15玉、37馬、14玉、16龍まで。
27銀を同玉は28銀から27龍、また27銀に25玉は23飛成があります。

  26銀左、14玉、15銀、同玉、

やっと55馬の道が通りました。

  37馬、14玉、15馬、同玉、

予定通り2枚の馬を消して、56の成香を取る準備ができました。

  26銀、同玉、56飛成、同銀、同龍、15玉、

56同龍に25玉は26龍、14玉、25龍、13玉、23龍まで銀余り。
ここまでくれば、あとは収束です。

  16香、25玉、34銀、35玉、36龍、24玉、25龍 まで37手

純粋な邪魔駒はそれほど多くありませんが、56飛成を実現するためにはほとんどの駒を捌くことが必要で、その順番が論理的に限定されているのがパズル的ですね。

作者:
馬金銀の連捨てで、その捨てる順番を問うものです。57龍の横効きが通ると26金
(銀)と捨てる手が成立する(=玉を14に逃さない)ことが判れば簡単です。後半
2枚の銀を捨てるとき破調になりますが、これも発見は容易でしょう。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

Melissaさん:
並べてはみま したが・・・私の棋力では残念ながら解けそ うもありません。
キリギリスさん:
これだけ金銀竜馬があって楽には詰まないとは不思議でした。

16龍まで35手解。最後25玉、27香、15玉、24銀と打ったのかな(同桂で逃れ)。 ほとんど解けているのに惜しい。

やまかんさん:
最後の方で駒取りとかをスマートじゃないのがちょっと気になるがたくさんの駒を捌くのは気持ちいい。
しまぎろうさん:
一番難しかったです。
凡骨生さん:
56杏を取る為の邪魔駒は6枚かな?
たくぼんさん:
邪魔駒が何枚あるのだろう。ここまで徹底した手順は初めてかな?面白かった。
池田俊哉さん:
上で詰めようとすると失敗。56成香の質駒が大ヒント
楽しい作品
きたさん:
純粋な邪魔駒は4枚のような気がする。結構終わりが難しい。
名無し名人さん:
すべては56飛成のために。
池田俊哉さん:
単騎金追い一往復半。収束のための仕掛けが見えているため、パズルというよりくるくるに近い感触
隅の老人Bさん:
逃げ方が多岐で最終手が決まらない、困ったな。
21手目の指し手も判らない、これは難問。

16龍まで33手解。21手目26銀としたのかな?

名城健太郎さん:
どんどん捨てていく。

名城さんも16龍まで35手解。 惜しい。

S.Kimuraさん:
捨てる順番が難しかったです.
占魚亭さん:
次々と駒が消えて気持ちいい。

パズル展示室No.16 解答:13名 正解10名

  池田俊哉さん  S.Kimuraさん  きたさん  しまぎろうさん  占魚亭さん
  たくぼんさん  名無し名人さん  長谷繁蔵さん  凡骨生さん  やまかんさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。