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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.279 やよいさん
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
お供が3人 30手台

くるくる展示室No.279 やよい

横送りが見える初形。 狭い玉ですが、お供が3人もついています。 馬を寄っていくには、このお供たちをなんとかしないと・・・

まずは桂跳ねでひとり。 取った歩を使ってもうひとり、横にずれてもらいます。 銀を取って逃げるのは馬で金を取って簡単。 最後に残った64のと金を動かすにはと考えると、55銀直が浮かんで来たでしょうか。 同とで3人目のお供も移動完了(55玉と逃げるのは、74馬以下)。 さてそれでは最後に玉もお供と一緒に横に動いてもらいましょう。

  57桂、同と、66歩、同金、54銀直、同と、75馬、55玉、

きれいに全体が右にずれて、これで趣向の1サイクル。 続けて楽しみましょう。

  47桂、同と、56歩、同金、44銀直、同と、65馬、45玉、
  37桂、同と、46歩、同金、34銀直、同と、55馬、35玉、
  27桂、同と、36歩、同金、24銀、同と、45馬 まで31手

最後までお供と一緒の玉でした。 お供連れの趣向もたくさんありますが、ほとんどはお供はひとり、多くてふたりというところで、3人もお供に連れていくとはびっくりですね。

作者 「玉を守備駒3枚と共に横送りします。詰パラの余詰返送作を修正・短縮したもので原図は持駒桂4歩4でしたが、余詰防止駒が多数必要のため全て盤面配置に変更しました。(手順は判り易くなったと思います)」

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

蛇塚の坂本さん:
駒を3枚連れての繰り返し手順は非常に珍しいと思いました。
長谷繁蔵さん:
収束アッサリ
ぬさん:
前回は2枚、今回は3枚。
山下誠さん:
連れ子が3人、最後まで一緒に歩く。ほほえましい。
Pathfinderさん:
まさにお供が3人。
S.Kimuraさん:
銀,桂,歩の列が消えていくのが楽しかったです.
小山邦明さん:
玉を桂と銀と歩と馬の連携で上下からサンドウイッチしながら送る手順は大変面白かったです。
クニさん:
ゲーム感覚で楽しかった!
隅の老人Bさん:
6手使って馬を一路右に動かします。繰り返しの楽しさ、これがくるくる。
井上賢一さん:
愉快な趣向。
占魚亭さん:
刺客の連携にお供もお手上げ。
池田俊哉さん:
銀-桂-歩で神輿を進めていく。銀を縦に使うのがポイント
やぶいりさん:
横社会
嵐田保夫さん:
ユニークな動きの中に細心の労苦が偲ばれる。
名無し名人さん:
桂跳ねは駒取りにしなくても、7段目の歩4枚は持駒で成立しそうですが。
持駒歩4でも大丈夫ですね。 解答者には盤面配置の方が迷う余地がなくて優しいかも。
hiroさん:
4種の駒による玉の移動。うまく捌けるものと感心します。
諏訪冬葉さん:
珍しく30手台の作品が解けました。

くるくる展示室No.279 解答:18名 全員正解

  嵐田保夫さん  池田俊哉さん  井上賢一さん  S.Kimuraさん  キリギリスさん
  クニさん  小山邦明さん  隅の老人Bさん  諏訪冬葉さん  占魚亭さん
  名無し名人さん  ぬさん  長谷繁蔵さん  Pathfinderさん  hiroさん
  蛇塚の坂本さん  やぶいりさん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。