出題時のコメント：

アート＋くるくる。３０手台

作者：

左右対称で金銀を７段目交互に配置し、飛角金銀全駒配置にしました。
玉方54角は気が利きませんが余詰防止です。

飛角金銀全駒の豪華絢爛な対称形。 合駒が桂香歩しかないと気づけば、趣向に入るのはそう難しくありません。
初手１９龍と金を取れば、合駒がないので８９飛の一手。 同龍、同玉から飛打飛合の趣向がはじまります。
金銀のシャンデリアの下を優雅に踊りながら左から右に。

　　１９龍、８９飛成、同龍、同玉、
　　６９飛、７９飛合、同飛、同玉、
　　５９飛、６９飛合、同飛、同玉、
　　４９飛、５９飛合、同飛、同玉、
　　３９飛、４９飛合、同飛、同玉、
　　２９飛、３９飛合、同飛、同玉、
　　１９飛、２９飛合、同飛、同玉、

最後はちょっと考えどころ。 反対側から飛を打って解決。

　　４９飛、３９飛合、１９金、同玉、
　　３９飛、２８玉、２９飛打　まで３５手

飛打飛合の趣向はよく見るところですが、初形と合わせたくるくるアートで作品になりました。

ただ、初形対称にこだわらなければ、いろいろな展開が考えられそうです。
参考に一つ、復路に金追いを入れた例を示しておきます。

馬屋原さん：

収束、逆から飛を打つのが意外だった。

長谷繁蔵さん：

やや新鮮味が欠けるがこれからも見せて下さい。

凡骨生さん：

飛打飛合がキレイに表現してある。

大貧民さん：

単純だけど、面白い。

中澤照夫さん：

アートとくるくるが上手く両立している。

渡辺さん：

配置がすっきりしていたので、最初は合駒制限に気付きませんでした。
気付けばすぐですね。

躑躅さん：

53角をどこかで動かすかと思いました．

広瀬稔さん：

よく見ると左右対称

隅の老人Ｂさん：

飛合しか出来ない、悲哀ですね。
上手に金銀を配したな、です。

鈴木康夫さん：

七段目の駒が花駒になっていないのが良いですね。

S.Kimuraさん：

最後に左側から飛車を打つのが良いですね

タクさん：

飛車打・飛車合8回の趣向・短手数記録ですか？

嵐田保夫さん：

最後１九玉形の方がいいのか。

くるくる展示室Ｎｏ．１１２　解答：１４名　全員正解（下記）

　　嵐田保夫さん　　馬屋原さん　　S.Kimuraさん　　香箱さん　　鈴木康夫さん
　　隅の老人Ｂさん　　タクさん　　大貧民さん　　躑躅さん　　中澤照夫さん
　　長谷繁蔵さん　　広瀬稔さん　　凡骨生さん　　渡辺さん 　　

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。