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くるくる展示室 No.96 老花現象さん
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出題時のコメント:

2枚飛車のパズル・初級編。20手台


アート展示室でもおかしくないようなきれいな形。
2枚飛車での追いまわしは、常に左右どちらに逃げられる可能性があるので、両方読まなくてはいけないので大変です。
初手37飛打にさっそく26玉か46玉か。
本作では形から48香、68香と打って玉を狭めることが想定されるので、すぐには打たせない26玉が正解です。
実際、46玉だと、48香、56玉、57飛右、66玉、67飛右、56玉、57香まで。
48香に47合としても、同飛右以下簡単です。

  37飛打、26玉、27飛、36玉、37飛左、46玉、48香、56玉、

ちょっと寄り道しましたが、48香を打つことに成功。 これで右側にはもういけません。

  57飛、66玉、67飛、76玉、

57飛、66玉に68香と打ちたくなりますが、ここで打ってしまうと左3筋に飛車2枚だけでは詰みません。

  77飛、86玉、87飛、76玉、77飛右、66玉、68香、56玉、

そこで、最初と同じようにして、左側をつぶしてから68香。 これなら56にしかいけません。

  57飛 まで21手
作者:
飛香による送り手順。
香打ち(特に2枚目の香打ち)の時機がポイント。
さっぱりした手順で、夏場の納涼向け?
2枚飛車のパズルは難しくなりがちですが、香打ちの場所が決まっていること、右左で同じように追えることから考えやすく、「初級編」としました。 中央で詰むのがいい感じ。 詰上りも美しいですね。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
稲葉上さん:
難しすぎない楽しいパズル。
香を打つ場所は決まっている。問題は打つタイミング。
長谷繁蔵さん:
11手目68香として失敗
中澤照夫さん:
香は48と68に打つ。
凡骨生さん:
17飛より始めないのは何故?
16玉からはじめると3手目27飛が右左非限定になってしまいますね。
小峰耕希さん:
面倒で変化全然確かめてないけど、まあこの辺りが相場でしょう(笑)
松田浩輔さん:
面白いパズルですね。
しろねこさん:
2枚の飛車と香打ちで追い詰。
詰め上がりが美しい。
渡辺さん:
分ってみれば簡単なはずなのに最初の5手が見えませんでした。
S.Kimuraさん:
11手目に香を打って困りましたが,何とか解決できました.
隅の老人Bさん:
くる展は易しい?、いいえ、けっこう手がかかる。
最長手順探し、あつちに行ったり、こっちに来たり。
利波さん:
39香同と等の手が入ったりすると、くるくる向きではなくなる訳ですな、成る程成る程。追いかけっこが、ほぼ一周するところが面白いです。
鈴木康夫さん:
香車を打つ場所は限られているのですが暗算で解くのは無理でした。
嵐田保夫さん:
文字通りパズル初級編。

くるくる展示室No.96 解答:15名 正解14名(下記)

  嵐田保夫さん  稲葉上さん  S.Kimuraさん  小峰耕希さん  しろねこさん
  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  躑躅さん  利波さん  中澤照夫さん
  長谷繁蔵さん  凡骨生さん  渡辺さん  watarumanさん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。