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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.75 老花現象さん
くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント:

はさみうち 20手台


中段に閉じ込められた玉ですが、銀が前も後ろもしっかり守っています。
そこで、歩をたたいて銀を前に動いてもらうのが好手順。 そのスキに後ろから攻めようという魂胆です。

  36歩、同銀、34飛、45玉、

1路ずれて、また同じ形になりました。 どんどんいきましょう。

  46歩、同銀、44飛、55玉、
  56歩、同銀、54飛、65玉、
  66歩、同銀、64飛、75玉、
  76歩、同角、74飛、85玉、
  86歩、同角、84飛、75玉、
  74龍(64龍) まで25手

最後は95に行けないので75玉と戻るしかなく、龍でとどめをさします。

作者:
玉方銀角の利きを逸らしながら、飛で送る趣向。
6段目では銀角は成れない。成れれば打ち歩が取られて詰まなくなる。
4段目で飛は成れない。成れれば一発で詰む。
ルールを活用して、くるくる向け趣向手順が成立しました。

上にも下にもずらせない、ちょうどいい位置で成立しているわけですね。
元祖安心ブランドの期待を裏切らないやさしい問題で、ひさびさに解答者が20名を超えました。
この問題だけの解答も4名も。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

ダイさん:
追いかけていくような感じの詰将棋でした。
凡骨生さん:
歩打ちが心地よい。
しろねこさん:
銀と角をすべて歩で移動させ、難しいようでも詰ませることができました。
特に歩の使い方がためになりました。
たくぼんさん:
くる展の幕開けに最適。迷う所もありませんし。
中澤照夫さん:
くるくるの中でもとりわけ易しい。
長谷繁蔵さん:
最終手限定にしようと思いましたが行きしない駄目でした
渡辺さん:
変化がないので簡単に解けました。銀と角退いて玉が寄っていく様が工場の機械のよう。
稲葉上さん:
美しい形です。角は8、9筋でないと成立しないんですね。
作品名から最終手は64龍がいいかな?
鈴木康夫さん:
まさにくるくるで楽しい作品ですね。
嵐田保夫さん:
何とも言い難いものがある。
隅の老人Bさん:
易しく解けて、ニッコリ。これぞ、くるくる。
大森常一さん:
3手読めればいいというのは気が楽です。手数勘定の方が間違い易い。
S.Kimuraさん:
玉が流れるように横に動いていくのが良いですね.
吉川慎耶さん:
コロンブスの卵ですね。
名越健将さん:
これで詰将棋をやる人が増えれば大成功。
タクさん:
糸を編むような手順で、楽しみました。
市原誠さん:
秋の夜長に酒を飲みながらにはピッタリですね。
自分も、こういう楽しめる作品の創作、やってみようかなあ。
hiroさん:
歩と飛のコンビネーション。素朴ですが味わいが感じられます。

くるくる展示室No.75 解答:21名 全員正解(下記)

  嵐田保夫さん  市原誠さん  稲葉上さん  S.Kimuraさん  elf asさん
  大森常一さん  吉川慎耶さん  香箱さん  しろねこさん  鈴木康夫さん
  隅の老人Bさん  ダイさん  タクさん  たくぼんさん  躑躅さん
  中澤照夫さん  名越健将さん  長谷繁蔵さん  hiroさん  凡骨生さん
  渡辺さん    

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。