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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.62 老花現象さん
くるくるおもちゃ箱
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出題時のコメント:

きれい、楽しい、初めてでも安心。 15手。


初手は香打の一手。と金が「27に打って」と言っています。
27香に25や26の合は、同飛で以下同じ手順で詰むので無駄合。 素直に34玉と逃げましょう。
続いて36香では16飛が横に使えなくなってしまうのでダメ。 今度は36飛と飛車を活用します。
44玉に続けて46飛と追いのは54玉、56飛、43玉と落ちられてアウト。
となれば、また香打。 これでリズムが見えて来ました。 あとは楽しむだけです。

  27香、34玉、36飛、44玉、
  47香、54玉、56飛、64玉、
  67香、74玉、76飛、84玉、
  87香、94玉、96飛 まで15手

7手目34飛の解答がありましたが、52桂が利いているので44歩合で逃れます。
作者:
飛と香のコンビによる送り趣向。
「L打−玉−G−玉」型のハイブリッド型の追い趣向。 最後まで趣向手順のまま終わるのがいい感じです。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
しょぼいよさん:
すごくシンプルですね。
Simple is bestということで、くるくるはできるだけシンプルに。
コマンさん:
香打飛寄のリズムが良い。
香箱さん:
作意15手詰は12手目84玉以下なのでしょうが75桂で延びるのでは?
上記手順15手目87香なら86桂で、13手目同飛上なら84玉85飛73玉で逃れる。
12手目75桂、同飛寄、84玉、85香、95玉、87桂、94玉、96飛までの19手解。
75桂には同飛直として、84玉、87香、94玉、95飛までと作意と同様に詰むので無駄合という解釈ですが、これまで合駒されたときと同じように同飛寄だと84玉、87香に86桂合で詰まなく、紛らわしい。そのため、この19手解も正解として扱いました。
長谷繁蔵さん:
玉が3段に落ちると詰まないようにするとと金3枚不要かも
と金がないと、5手目46飛、54玉、57香以下一筋ずれた手順で詰んでしまいます。
しろねこさん:
柿木5では手数が合わない。
45桂、66角の無駄合をする19手解。 柿木VIIIはちゃんと作意順を解答します。
将棋ソフト利用の解答はOKですが、ソフトは合駒関係の変化が苦手だったりするので、手数が合わないときは間違えてないかチェックしてください。柿木将棋だと、長手数用だと誤っても短手数用だと正しい手順がでることもあるので、長い作品は無理ですが、15手ぐらいの作品なら短手数用で解いた方がいいかもしれません。
稲葉上さん:
簡単な詰みではありますが、二段目の桂の意味を考えると眠られなくなりそうなので無視します ^^;
両方共余詰防ぎの駒。 気にしなくてOKです。
広瀬稔さん:
易しくて楽しい。
隅の老人Bさん:
狙いは単純、易しい?
いいえ、中合、飛の寄り方も考えた。
くるくるでは中合とかめったに出てこないので、中合の変化は読み飛ばして作意を楽しむのがいいかも (^^;
中澤照夫さん:
香と飛の協力。玉の横移動。破調なし。
タクさん:
スラスラっとさわやかに流れて、心地よし。
小峰耕希さん:
配置を2段下げるとかして、巧くと金を省く方法があると良いんですが。
中合の変化と飛寄りの余詰がうまく処理できれば・・・
hiroさん:
歩の犠牲 無駄にしまいと 走る飛車
S.Kimuraさん:
1四歩が残ってしまうのがちょっと残念な気がしました.

くるくる展示室No.62 解答:14名 正解12名(下記)

  稲葉上さん  S.Kimuraさん  香箱さん  コマンさん  小峰耕希さん
  しょぼいよさん  
隅の老人Bさん  タクさん  中澤照夫さん  長谷繁蔵さん
  hiroさん  広瀬稔さん
  

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。