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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.26  凡骨生さん
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出題時のコメント:

受方の持駒は角と金だけ。合駒はどっち? 37手。


無防備図式。 ぱっと見て何となく斜めの線が目につきます。
受方の持駒は角と金1枚ずつ。 33角の王手に22金合は取って23金があるので、22角合です。
されば同角と取って再度44角。 やはり金合では取って34金なので、33角合。
続けて同角と取って55角。 以下66角、77角、88角と同様に追撃。

  33角、22角合、同角成、同玉、
  44角、33角合、同角成、同玉、
  55角、44角合、同角、同玉、
  66角、55角合、同角、同玉、
  77角、66角合、同角、同玉、
  88角、77金合、同角、同玉、

ところが、88角に77角合は同角、同玉、88角、86玉、97金まで。
ここまで来て、ついに金合を余儀なくされます。

  78金、66玉、67金、55玉、56金、44玉、45金、33玉、34金、22玉、23金、11玉、12金 まで37手

金を取ったら頭金。 一挙に11まで押し戻して還元玉で詰み。
斜めに一往復する軽快な趣向詰でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

コマンさん:
斜め上下に追うのも楽しい。
隅の老人Bさん:
しばらく考える、詰まない。玉方の持駒指定に気付く、ヤレヤレ。
長谷繁蔵さん:
14銀にすると35手目が非限定になるのか
涼秋さん:
角を9九から打つ,玉から一間離して打つ,どちらが多いでしょうか。

一間離し派が多数派ですが、99角派、それから本局では88角派も。
ちなみに、最終手は圧倒的に12金の初形復元の詰上りが多かった。

小峰耕希さん:
非限定は多々あるが最後は綺麗な還元玉。
66まで連れ出して、そこで念願の金合を強要する機構が巧い。
toshiさん:
詰将棋と関係ありませんが,作者のお名前はなんとお読みすればよいのでしょうか?

さて何と読むのかな。 ボンコツセイ?

S.Kimuraさん:
斜めに往復するとは面白いです.
井上順一さん:
金合だと早く詰むが、玉が66まで来ると角合ができない。
持駒制限をうまく利用している。
諏訪冬葉さん:
手拍子で77角合をしました。
sorimさん:
華麗なアイスダンスの演技です。

No.26「逢引」
 彼女の手を引きこっちこっちと
 木陰に誘おとしたけれど
 昂る鼓動につい逃げ出した
 彼女を慌てて追いかける

くるくる展示室No.26 解答:14名 全員正解(下記)

 池田博さん  井上順一さん  S.Kimuraさん  かけちゃんさん  コマンさん
 小峰耕希さん  隅の老人Bさん  諏訪冬葉さん  sorimさん  ttdiamondさん
 toshiさん  ナリケイさん  長谷繁蔵さん  涼秋さん
  

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。