横に並んだ桂4枚が、いかにも趣向詰の配置。
と金を寄る手もありそうですが、53の桂が浮いているので、龍筋を通す桂成が正解です。
31桂成、42玉、41桂成、52玉、51桂成、62玉、61桂成、72玉、
31、41、51、61と4枚の桂を成ったらUターン。
今度は成桂を寄って32まで戻します。
71成桂、62玉、61成桂右、52玉、51成桂右、42玉、41成桂右、32玉、
よく見れば初形の3段目の4枚の桂が1段目の4枚に成桂に移った形。
こうなれば、今度こそ31とで詰み上がり。
31と まで17手
- 作者:
- 桂を巧く使う 易しい純情路線です。
迷うところもなく、趣向詰の入門にぴったりの一局でした。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- コマンさん:
- 左右に追うのが軽やか。
- 隅の老人Bさん:
- 楽しいが、せめて一手は捨駒が欲しい。
- 長谷繁蔵さん:
- 21と取る13龍→飛 攻方 19角28香37歩42銀45銀66歩76歩93歩96金98角99香
玉方 14銀22金87飛 73手
入門編もこうすれば大学院になるという、すごい改作案です。
- 涼秋さん:
- 4桂あれば詰まぬ事無し?!
- 小峰耕希さん:
- 「ミクロコスモス」のと金ベルトの感触と似ていなくもない。
作品そのものより、このような内容を理想とする展示室の存在の方が驚異的か?
難しい問題を、解いてみろと挑戦する出題スタイルが一般的ですが、おもちゃ箱の展示室では、サイトのコンセプト「詰将棋で遊ぼう!」にあわせて、詰将棋のいろいろなおもしろさを一緒に楽しみましょう、ということで出題しています。解答競争ではないので、解けなかったら将棋ソフトに教えてもらってもOK。楽しめたら、なるべくひとこと感想をお願いします >みなさん
- toshiさん:
- 行って帰って,玉の“ムーンウォーク”ですね.
- S.Kimuraさん:
- 2一とを左右に動かす構想・・と予想したのは浅はかだったようです.
- 井上順一さん:
- 桂成で左へ追い、成桂で右へ追っての一往復。還元玉。
- 市原誠さん:
- ベタ〜と喰いつく。
- sorimさん:
- ドミノ倒しをしているような感覚です。
sorimさんは昔@niftyの会議室で出題していた(おもちゃ箱参照)ときにもお世話になった方。お久しぶりです。
sorimさんの作品はVIVAファン通信で見ることができます。
短評とは別に楽しい感想をいただきましたので、合せて紹介させていただきます。
- sorimさん:
- No.23「ラインダンスは程々に」
タラッタラッタラッタラッリ♪
オホホホホ 今日も良い感じでござーますわよん
ドテドテドテドテ・・・
ワザとらしいざまーす!こっちに来ないざまーすっ!
カ〜ン♪
はやく退(の)くざまーす・・・
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