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詰将棋おもちゃ箱くるくるおもちゃ箱
くるくる展示室 No.1 特別出題
おかもとさん 「おもちゃ箱」
くるくるおもちゃ箱
くるくるおもちゃ箱

出題のことば:
 記録に挑戦!でおなじみのおかもとさんから、くるくる向けの素敵な作品(21手)をいただきましたので特別出題します。 「おもちゃ箱」もおかげさまで10万ヒット。 感謝の意を込めて、3名様に詰棋書・CD-ROM等をプレゼント (賞品リスト)。 メールで感想をお寄せください (解答手順は不要です)。 締切り2003年12月10日。

規則的な配置と持駒から趣向的な手順が想像されます。 16から17に逃げられては詰みませんが、いきなり14飛、25玉、16金、36玉、25銀と追いかけては、ちょっと駒が足りません。

14と、25玉、24と、と活用するのが持駒を節約する好手。 16玉と逃げられたら? 14飛で後手は持駒がないのでこれで詰み。

36玉と逃げて、ここから25銀、36金と「くるくる」が始まります。 ぎっしり埋まっていく様子から、ある期待が高まりますが、はたして作者は期待を裏切りません。 収束、飛捨てが決まって香、金と打てば、見事な全駒を使った詰上り密集形のできあがり! もちろん、詰上り密集形の最多枚数の新記録で、「おもちゃ箱」の題名にぴったりのすてきな作品でした。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

たくぼんさん:
すごい作品です。手順・詰め上がり共言う事なしです。
すっごいいい気分にさせていただきました。ありがとうございます。

初めて訪問させていただきました。 詰将棋の楽しさを再認識しました。
今後とも頑張ってください。ちょくちょく来ますね。

ありがとうございます。 たくぼんさんのHP(Takubon's Pages)、前からリンクさせていただいてます。 これからもよろしくお願いします。

S.Kimuraさん:
ドキドキストリート同様,くるくるおもちゃ箱も毎回楽しみにしています. 但し,趣向までは分かっても,収束が分からないことが良くあります.

今回の特別出題も,玉がじぐざぐに動く趣向はすぐに分かったものの,8五まで追い出した玉をどう捕まえるのかとしばし悩みました. しかし,残りの手数から持ち駒を全て打ち続けて行けば良いと分かったので,何とか解けました.
最終局面で全ての駒が8×5にぴったり並んでいるのを見ると,ただただ感心するばかりです.
今川健一さん、谷口翔太さん:
驚きました。吃驚しました。
史上空前(敢えて絶後とは言いません。)の詰上がり。
詰上がり全駒40枚の大石垣図は、面白い着想でした。
飾り駒のないのも、岡本さんの腕の確かさでしょうね。
この条件では、この作品を超える作品創作は無理かな。
いやいや世間は広く、人智は限りない。
不可能と思われていた煙詰でも、今では数知れず。
長生きをして、次の傑作を待つとしよう。

追伸
 10万ヒットをお祝い申し上げます。
 このうち、私が参加したのも、かなり数です。
 一日に一回は必ず覗いて楽しませて頂いてます。
 本当に有り難う御座います。
 今後のご発展を願っています。

いつもお楽しみいただき感謝しております。

鳥本敦史さん:
掲示板でTETSUさんの書き込みで「ひょっとしたらひょっとして」とあったので期待していました。 どんどん密集形になっていく様子は解いていてうれしくなってしまいますね。
のんさん:
似た作品を発表したことがあります。
(敢えてどこに発表したどういう作品かは特に秘す(謎))
それの改良図に中盤はそっくり、というより一緒です。
でもこの作品は序盤終盤が秀逸。
楽しめました。

解けてからしばらくも玉方持駒制限かと思ってましたら、40枚使用なんですね。なかなか気付きませんでした。(ぇ

特に秘すて(笑)。 くるくるのどっかにあったりします。

護堂浩之さん:
 頭の三手だけが詰将棋、という面もあるけれど、この着想は奇抜で、“あっていい作”だとは思います。 むしろ、ラストの5手が、カッコいいんだか悪いんだか、という手順になってしまってる気がしますが、さすがにこれは高望みなんだろうな。
 配置の意味を考えるのが、この種の詰将棋の面白さ(価値)だと思ってますが、その観点で見ると、93や83などのと金の必然性がない気がするのが残念なところでしょうか。 私なんかだと、むしろ天邪鬼で、「93と→玉方93歩」とかにしてしまうかも。
流さん:
終局図を並べてみると…あっ。なんと5×8の密集形とは。
序にちょっとしたポイントもあって、面白かったです。
10万Hitはまだまだ序章、20万30万・・・へとがんばってください。くじけちゃったサイト管理人より。(笑)

とっくに10万ヒットの大先輩。 これからもご指導よろしくお願いします。

岡村孝雄さん:
おもちゃ箱におもちゃをしまう時って、こんな感じですき間を見つけては詰めていったような気がします(笑)。
14とと引いて金1枚節約。 あとは金銀を打って・・・と思ったら駒が足りず、あれれ。
盤に並べてみると玉方の持駒無し。 2枚節約できていたんですね。
けんさん:
特別出題「おもちゃ箱」、解きました。 詰めてビックリおもちゃ箱!ですね。 4手目×××で詰まないかと思ったら玉方の駒台をよく見ると・・・。 くるくるおもちゃ箱は毎回楽しく見させていただいていますが簡単に解けてとても楽しいです。 最近は指し将棋に専念してしまって詰将棋がつくれなくなってしまっています。 といってもなんか自分が過去に投稿した詰将棋を見てみるとなんかオリジナリティーのないものが多いなぁと思いますね。 特に全応手香なんてパクリですね。 合作にしてもらったなんてバカなことをしていました。 ミーナさん、本当にすみませんでした。 なにせ2,3年前は詰将棋が作れたらうれしくて何も考えずに投稿していましたから・・。 これからも楽しく見させていただくのでよろしくお願いします。
浦壁和彦さん:
玉方の持駒の無いのを、みこしての導入部も面白く、 玉方に飛車をわたしたら、すぐに使わせて8×5の密集形の詰めあがりとはうまくできているものです。
六・七段の玉方の配置や、五段目のヒモのついていない香配置にも余裕を感じさせます。
棋力のある人の作る作品は、簡単な作品にも深みが、どことなくにじみ出るものですね。
最近の「くるくる」は、興趣あるものが多く楽しみにしております。 いつの日か、まとめて出版されんことを。
RINTAROさん:
おもちゃ箱のおかもとさんの作品、解かせていただきました。 遊び心に満ち溢れたいい作品ですね^^ 最後、飛車合限定というのもいいですね^^ 8X5の40枚の駒を使った詰め上がり図は史上初ですよね?^^
私もいろんな記録作に挑戦していきたいなぁと思いました。 今後とも楽しい作品を期待しています^^ よろしくお願い致しますm(_ _)m

以上の12人の方からご感想をいただきました。 感想をいただいた方、見ていただいた方に作者ともども御礼申し上げます。

抽選の結果、下記3名の方が当選! おめでとうございます。 賞品リストからご希望の賞品と送付先をメールでご連絡ください。

当選: たくぼんさん、けんさん、RINTAROさん