木目1

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第6章 合しながら (30)
移動合しながら
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合しながら、最後は移動合の作品を。序も収束も趣向です。 2×7+4×6+10+2×5+1=59手。

くるくる No.190

序は腹金下追いから。

  72金、83玉、73金・・・78金、97玉、

ここから「移動合しながら」のメイン趣向が始まります。

  77飛成、87と、88金、96玉、
  76龍、86と上、87金、95玉、
  75龍、85と上、86金、94玉、
  74龍、84と上、85金、93玉、
  73龍、83と上、84金、92玉、
  72龍、82成香、83金、91玉、

あとは右に追って歩たたきの趣向で収束。

  82龍、同香、93香、81玉、92香成、71玉、82成香、61玉、72成香、51玉、
  52歩、同玉、53歩・・・56歩、同玉、57香 まで59手

メイン趣向のパターンは 「Ga−L−Gb−玉」型。 移動合の意味付けは退路空けで簡明です。
この趣向で取った大量の歩を収束の趣向で使い切り、序から収束までみごとにくるくるになっています。

渡辺さん:
中間でちょこっと考えましたが、あとはすいすい駒が進みました。玉が「の」の字を書く(ちょっと苦しい?)。
小野寺さん:
これは爽快ですね〜。スイスイ進みました。

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