金合しながら、はほかにも作例が多いのですが、そろそろ角合に移ります。まずはシンプルな八尋無段さんの作品より。 誤図なのか原図は不詰なので、ちょっと整形した図で紹介します。 31手。
くるくる No.181
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受方の持駒は角と歩しかない、と分かれば、一目でしょう。 角打角合の作品は、往復するもの、方向転換するものなどいろいろありますが、本作はシンプルに盤面の斜め横断でまとめたもの。 37角、28角合、同角、同玉、 46角、37角合、同角、同玉、 55角、46角合、同角、同玉、 64角、55角合、同角、同玉、 73角、64角合、同角、同玉、 82角、73角合、同角、同玉、 91角、82角合、同角、同玉、 91角、同玉、81金 まで31手 合しながら、の趣向では基本形の一つである「La打−Lb合−同La−同玉」型の送り趣向でした。 八尋無段さんは、このような楽しいくるくるを、戯作としてたくさん発表しています。